マテオ・コヴァチッチ

SOCCERPEDIA / 選手ページ / クロアチアのサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

クロアチアマテオ・コヴァチッチ(Mateo Kovačić、1994年5月6日生)は、オーストリア出身のサッカー選手。ポジションはMF(ミッドフィールダー)、2023年からマンチェスター・シティ(プレミアリーグ)に所属、背番号は8。クロアチアでは2013年から通算121試合5得点を記録している。クラブでは公式戦通算602試合35得点(2010-11 シーズン以降)。クラブ・代表で通算31個のタイトルを獲得、個人賞は4回。

マテオ・コヴァチッチ(Mateo Kovačić, 1994年5月6日 - )は、オーストリア・リンツ出身のプロサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・シティFC所属。クロアチア代表。ポジションはミッドフィールダー。

クラブ経歴

クラブ

クロアチア人移民の両親の下、オーストリアのリンツで生まれ、地元クラブのLASKリンツで競技生活を開始した。

クラブ ― ディナモ・ザグレブ

2007年、クロアチアのディナモ・ザグレブのユースチームに移籍。2010年11月20日に16歳と198日でプロデビューを果たす。この試合で先制点を挙げ、プルヴァHNLの最年少出場と最年少得点の2つの記録を更新した。2年目の2011-12シーズンにはレギュラーとしてリーグ戦24試合に出場し4ゴールを記録。チャンピオンズリーグでもグループリーグ初戦のレアル・マドリード戦に先発し、オリンピック・リヨン戦ではゴールを挙げた。

クラブ ― インテル・ミラノ

2013年1月31日、イタリアのインテル・ミラノへ移籍。契約は2017年までで、移籍金は最大1,500万ユーロと報じられている。、レアル・マドリードに移籍することが決まった。

クラブ ― レアル・マドリード

2015年8月18日、ラ・リーガのレアル・マドリードに移籍。契約期間は2021年までで移籍金は推定3,000万ユーロ。レアル・マドリード移籍については予てからコヴァチッチを称賛していた代表の先輩ルカ・モドリッチやセリエAでの指揮経験もあるラファエル・ベニテス監督の後押しもあったと報じられている。

移籍1年目の2015-16シーズンは、、リーグ戦25試合に出場するも先発はその内、8試合に留まった。チームのUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。また2015年12月に行われたチャンピオンズリーグのマルメ戦でレアル・マドリードでの初ゴールを記録している。

2016-17シーズンは中盤の故障者の穴を埋めるパフォーマンスを披露し、重要な試合での先発起用も増えはじめ、UCL連覇に加えラ・リーガ優勝も経験した。

2017-18シーズンは、シーズン開幕時に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャでは、任務を遂行し、2連勝とタイトル獲得に大きく貢献した。チャンピオンズリーグでは決勝進出がかかったバイエルン・ミュンヘンとの準決勝第2戦でチームの1点目の起点となる活躍を見せ、決勝戦出場はならなかったものの、チームのチャンピオンズリーグ3連覇に貢献した。しかし、シーズンが終了しロシアW杯後さらなる出場機会増加を求め移籍を志願した。

クラブ ― チェルシー

2018年8月8日、チェルシーはティボ・クルトゥワがレアル・マドリードに移籍した際の契約の一部として、出場機会を求めていたコヴァチッチと1年ローン移籍で合意したと発表した。チェルシーデビューはシーズン序盤のアーセナル戦。スタメンデビューはその後のアウェイでのニューカッスル戦となった。すぐさまマウリツィオ・サッリのスタイルに馴染むと、中盤3枚の左を務めた。リーグ戦32試合に出場、ヨーロッパリーグでも15試合中10試合スタメン出場で優勝に貢献した。途中出場ではさらに2試合でプレー。決勝のアーセナル戦でもプレーし、4-1の勝利に貢献、UEFAヨーロッパリーグを制覇した。個人としては4年連続でのUEFAクラブ大会優勝となった。

2019年7月1日、レアル復帰やインテル移籍が噂された中、チェルシーへの完全移籍が発表された。背番号は昨季と同じ17番。フランク・ランパード監督から信頼を得て定位置を掴んだ。チェルシーでは初めて、自身およそ3年ぶりとなるゴールもバレンシア戦で記録。リーグ戦31試合に出場し、組み立てや、ボールの引き出しなどゲームメーカーとして主力で活躍した。そして19-20シーズンのチェルシーの年間ベストプレイヤーに選ばれた。

2020-21シーズン、背番号をチェルシーのレジェンド、ランパードが背負っていた8番に変更した。クラブ通算100試合に出場。ハキム・ツィエクが右サイドから出したパスを折り返し、タミー・アブラハムの同点ゴールをアシストし4-1の逆転勝利に貢献した。2021年に入ると、自身の活躍、エンゴロ・カンテの負傷、そして監督の交代が重なり、チャンスを得た。UEFAチャンピオンズリーグ決勝、途中出場でチームの優勝に貢献した。

2021-22シーズン、UEFAスーパーカップのビジャレアル戦では120分間フル出場し、プレミアリーグ開幕戦ではスタメンで出場。でクリスタル・パレスに3-0で勝利し、トレヴォ・チャロバーの初ゴールをアシストした。2021年9月12日に行われたアストン・ヴィラ戦でロメル・ルカクのゴールをアシスト。その後自身も得点を記録し、チームの勝利に貢献した。2022年1月3日、リヴァプール戦でコーナーのこぼれ球をダイレクトボレーシュートでゴールを決めた。このゴールはプレミアリーグ月間最優秀ゴールに選出され、2021-22シーズン、チェルシーベストゴールになった。FAカップ3回戦のチェスターフィールド戦で初めてキャプテンを務め、5-1で勝利した。FIFAクラブワールドカップでは準決勝、決勝とともにプレーし、チェルシーの初の世界王者に貢献した。

2022-23シーズン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦では、アルマンド・ブロヤのチェルシー初ゴールをアシストした。レッドブル・ザルツブルク戦でミドルシュートを決め、チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント進出を決める活躍をした。クラブ通算200試合に出場した。

代表経歴

代表

年代別のクロアチア代表を経験。2012年8月にはA代表から招集を受けたが、怪我のためプレーすることはなかった。2013年3月22日、2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のセルビア代表戦でA代表デビューを果たした。2014 FIFAワールドカップではグループリーグの全3試合に出場した。2015年6月7日のジブラルタルとの親善試合で代表初得点を挙げた。

2018 FIFAワールドカップに出場し、アルゼンチン戦でイヴァン・ラキティッチのゴールをアシストし勝利に貢献、決勝でフランスに敗れたが準優勝を果たした。

2022 FIFAワールドカップにも出場。準決勝でアルゼンチンに敗れ3位決定戦にまわったが、モロッコに2-1での勝利に貢献。大会を3位で終えた。

2024年6月4日、北マケドニアとの親善試合で代表100試合出場を達成。この試合ではチームのキャプテンも務めた。

2026年5月18日、2026 FIFAワールドカップに臨むクロアチア代表に選出された。

プレースタイル

プレースタイル

若い頃はドリブル突破やパスを持ち味とした攻撃的MFだったが、レアル・マドリード以降は高い走力と激しい球際でのプレーでチームを底上げしていくボランチやインサイドハーフで高い評価を得た。

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3その他4シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
クロアチアディナモ・ザグレブ2010-1116プルヴァ・リーガ7120——00——91
2011-1217プルヴァ・リーガ25471——121——446
2012-1318プルヴァ・リーガ11110——80——201
通算436101——201——738
インテル・ミラノ2012-1318セリエA13010——40——180
2013-1419セリエA32030——————350
2014-1520セリエA35510——83——448
通算80550——123——978
スペインレアル・マドリード2015-1621ラ・リーガ25010——81——341
2016-1722ラ・リーガ27140——6120392
2017-1823ラ・リーガ21050——7030360
通算731100——212501093
イングランドチェルシー2018-1924プレミアリーグ3202050120——510
2019-2025プレミアリーグ31160108110472
2020-2126プレミアリーグ2703020100——420
2021-2227プレミアリーグ25250506030442
2022-2328プレミアリーグ271101081——372
通算1424170140442402216
イングランドマンチェスター・シティ2023-2429プレミアリーグ30151106041463
2024-2530プレミアリーグ31630106110427
2025-2631プレミアリーグ60200010——90
2026-2732プレミアリーグ200010101050
通算697101301416110210
キャリア通算40623522170111915160235

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

クロアチア としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
20131870
201419120
20152051
20162180
20172250
201823120
20192470
20202572
202126120
202227160
20232862
202429110
20253030
202631100
通算1215

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム
2000〜20075オーストリアLASKリンツ
2007〜201012クロアチアディナモ・ザグレブ

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2010〜201315クロアチアディナモ・ザグレブ——
2013〜201518イタリアインテル・ミラノ805
2015〜201920スペインレアル・マドリード731
2018〜201923イングランドチェルシー631
2019〜202324イングランドチェルシー793
2023〜28イングランドマンチェスター・シティ767

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
200813クロアチア U-14
200813クロアチア U-15
2009〜201014クロアチアクロアチア U-17
2011〜201216クロアチアクロアチア U-19
2011〜201416クロアチアクロアチア U-21
2013〜18クロアチアクロアチア

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
2013-0118クロアチアディナモ・ザグレブインテル・ミラノ完全移籍19.5億円
€ 11M
2015-0821インテル・ミラノスペインレアル・マドリード完全移籍62.1億円
€ 35M
2018-0824スペインレアル・マドリードイングランドチェルシー期限付き移籍—
2019-0725スペインレアル・マドリードイングランドチェルシー完全移籍79.8億円
€ 45M
2023-0629イングランドチェルシーイングランドマンチェスター・シティ完全移籍51.6億円
€ 29.1M

出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)

年俸の推移

報道・公開資料に載った年俸を、その媒体・日付とともに掲載しています(当サイトの推定ではありません)。基本給・ボーナス・肖像権収入の扱いは情報源により異なります。出典が確認できない値は掲載しません。

時期年齢所属年俸
(報道値)
備考出典
2026-2732イングランドマンチェスター・シティ16.8億円
£7.8m(税込・週給£150k×52週で年額換算)/1ポンド=215円で換算
The National(Capology 等の推定と報道の集計)
2026年8月6日

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

監督クラブ・代表在任
ラファエル・ベニテススペインレアル・マドリード2015年6月〜2016年1月
ペップ・グアルディオライングランドマンチェスター・シティ2016年7月〜
ズラトコ・ダリッチクロアチアクロアチア代表2017年10月〜
マウリツィオ・サッリイングランドチェルシー2018年7月〜2019年6月
トーマス・トゥヘルイングランドチェルシー2021年1月〜2022年9月
エンツォ・マレスカイングランドマンチェスター・シティ2026年8月〜
スラベン・ビリッチクロアチアクロアチア代表2026年10月〜

日本語名を確認できない監督 13 人は掲載していません。

タイトル

クラブ

NKディナモ・ザグレブ

レアル・マドリード

チェルシー

マンチェスター・シティ

クロアチア代表

個人

英語の記録名しか確認できないもの(6件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

獲得メダル

代表チームで獲得したメダルです(銀1)。当サイトの大会結果データとも照合し、食い違いがあれば掲載しません。

UEFAネーションズリーグ銀 2023 オランダ

出典は英語版 Wikipedia の「メダル獲得記録(Medal record)」節(記事名・版 ID・取得日は「出典」節に記載)。W杯は当サイトの大会結果データでも一致を確認しています。

本文の一部は、ウィキペディア日本語版「マテオ・コヴァチッチ」(版 110827911)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。

出典

  1. API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
  2. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
  3. The National(Capology 等の推定と報道の集計)、2026年8月6日、2026年10月11日 取得 https://thenationalnews.com/sport/football/2026/08/01/manchester-city-player-salaries-erling-haaland-leads-the-way-by-a-distance-in-202627
  4. Wikidata、2026年10月25日 取得 https://www.wikidata.org/
  5. Wikipedia(日本語版)「マテオ・コヴァチッチ」、版 ID 110827911、2026年10月18日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%81
  6. Wikipedia(英語版)、版 ID 1379395260、2026年10月18日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Mateo_Kova%C4%8Di%C4%87

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