概要
フィカヨ・トモリ(Fikayo Tomori、1997年12月19日生)は、カナダ出身のサッカー選手。ポジションはDF(ディフェンダー)、2021年からミランに所属、背番号は23。イングランドでは2019年から通算6試合0得点を記録している。クラブでは公式戦通算336試合11得点(2015-16 シーズン以降)。クラブ・代表で通算9個のタイトルを獲得、個人賞は5回。
オルワフィカヨミ・オルワダミロラ・”フィカヨ”・トモリ(Oluwafikayomi Oluwadamilola "Fikayo" Tomori 、1997年12月19日 - )は、カナダ・カルガリー出身のイングランドのプロサッカー選手。ACミラン所属。ポジションはDF。
クラブ経歴
クラブ経歴
2005年、8歳でチェルシーのアカデミーに入団。2016年5月のアウェー・リヴァプールFC戦でタミー・アブラハムとともに初めてトップチームのベンチに座った。リーグ最終節のレスター・シティFC戦で60分にブラニスラヴ・イヴァノヴィッチと交代しトップチームデビュー。
2017年1月、フットボールリーグ・チャンピオンシップのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCにシーズン終了までの契約でレンタル移籍。
2019-20シーズンは当時自分が所属していたダービー・カウンティFCの監督のフランク・ランパードが自身の保有元のチェルシーの監督に就任したこともありチェルシーにメイソン・マウントとともに復帰した。当初はクル・ズマとアンドレアス・クリステンセンの控えだったが、ズマが不安定なパフォーマンスを見せたこともあり8月31日のシェフィールド・ユナイテッドFC戦で初出場、9月14日第5節のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦で復帰後リーグ戦初ゴールを決めた。
2020年9月10日、2020-21シーズンより背番号を29番から14番に変更することになった。
2021年1月22日、ACミランにレンタル移籍した。2021年6月30日までのレンタル移籍となり、買取オプションが付随している。
2021年6月17日、ミラン側が買取オプションを行使し、完全移籍が決定した。2021-22シーズン、DFの中心選手としてチームの11期振りの優勝に大きな役割を果たした。2021年12月7日、UEFAチャンピオンズリーググループB対リヴァプールFC戦2nd-legにてジュニオール・メシアスのコーナーキックをアレッシオ・ロマニョーリがダイレクトに相手ゴールへシュート、そのボールを相手GKが弾くと、詰めていたトモリがタップイン。ミラン初ゴールをマークした。
2022年8月12日、ACミランはトモリとの契約を2027年6月30日まで更新した。チャンピオンズリーググループステージ4節で対戦した古巣チェルシー戦ではメイソン・マウントをペナルティエリアで倒してしまいPKを与え、退場処分を受けた。
代表経歴
代表経歴
トモリはその出自から両親の祖国であるナイジェリア、自身が生まれたカナダ、そして幼少期から過ごすイングランドの各代表のいずれかを選ぶ権利を有していた。当初は出身地のカナダを選び、2016年3月に行われたU20代表の試合に出場した。
2016年5月、U19イングランド代表に招集され、翌月U20メキシコ代表との親善試合に出場した。UEFA U-19欧州選手権2016、2017 FIFA U-20ワールドカップにもイングランド代表として参加した。
2019年10月3日、UEFA EURO 2020予選を控えるイングランドA代表に召集された。この時点ではカナダ代表及びナイジェリア代表でプレーする権利も残っていたが、最終的に召集に応じた。11月17日のコソボ代表戦でデビューを飾った。
人物像
人物
2021年1月、ACミランへの加入に際し、テクニカルディレクターのパオロ・マルディーニから直接電話を受けた。トモリはマルディーニを「史上最高のディフェンダー」と表現し、電話を受けた瞬間に加入を即決したと語っている。
ミラン加入時に背番号23を選択した理由として、当時自身が23歳であったことと、尊敬するマイケル・ジョーダンが同番号を着用していたことを挙げている。
コロナ禍明け後の初の満員サン・シーロ(カリアリ戦)でプレーした際、「FIFAでよくサン・シーロを選んで遊んでいた自分が、今ここにいる!」と実感した。スタジアムの雰囲気や歓声に衝撃を受け、「ここがサン・シーロだ…」と何度も思ったと語っている。
父親は大のミランファンで、2021年1月のマルディーニからの電話の話を聞いた瞬間「なぜマルディーニが君に電話してきたんだ?」と興奮し、ミラン史を熱く語った。スクデット優勝時は両親がイタリアに来て祝賀し、普段は緊張して試合を見られない父親がこの時だけトモリの家で観戦した。
移籍後、わずか13ヶ月でイタリア語を流暢に習得し、インタビューもイタリア語でこなしている。
個人成績
数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。
クラブ
| クラブ | シーズン | 年齢 | ディビジョン | リーグ | 国内カップ1 | リーグカップ2 | 大陸大会3 | その他4 | シーズン通算 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 2015-16 | 17 | プレミアリーグ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | |
| 2019-20 | 21 | プレミアリーグ | 15 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 22 | 2 | |
| 2020-21 | 22 | プレミアリーグ | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | — | — | 4 | 0 | |
| 通算 | 17 | 1 | 3 | 1 | 2 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 27 | 2 | |||
| 2016-17 | 18 | — | — | — | — | — | — | — | — | — | 2 | 0 | 2 | 0 | |
| 2016-17 | 18 | チャンピオンシップ | 9 | 0 | 1 | 0 | — | — | — | — | — | — | 10 | 0 | |
| 2017-18 | 19 | チャンピオンシップ | 25 | 0 | 1 | 0 | — | — | — | — | — | — | 26 | 0 | |
| ダービー・カウンティ* | 2018-19 | 20 | チャンピオンシップ | 44 | 1 | 4 | 0 | 4 | 1 | — | — | 3 | 0 | 55 | 2 |
| 2020-21 | 22 | セリエA | 17 | 1 | 1 | 0 | — | — | 4 | 0 | — | — | 22 | 1 | |
| 2021-22 | 23 | セリエA | 31 | 0 | 4 | 0 | — | — | 5 | 1 | — | — | 40 | 1 | |
| 2022-23 | 24 | セリエA | 33 | 1 | 1 | 0 | — | — | 10 | 0 | 1 | 0 | 45 | 1 | |
| 2023-24 | 25 | セリエA | 26 | 4 | 0 | 0 | — | — | 9 | 0 | — | — | 35 | 4 | |
| 2024-25 | 26 | セリエA | 22 | 0 | 4 | 0 | — | — | 7 | 0 | 2 | 0 | 35 | 0 | |
| 2025-26 | 27 | セリエA | 33 | 0 | 3 | 0 | — | — | — | — | 1 | 0 | 37 | 0 | |
| 2026-27 | 28 | セリエA | 1 | 0 | 0 | 0 | — | — | 1 | 0 | — | — | 2 | 0 | |
| 通算 | 163 | 6 | 13 | 0 | — | — | 36 | 1 | 4 | 0 | 216 | 7 | |||
| キャリア通算 | 258 | 8 | 22 | 1 | 6 | 1 | 40 | 1 | 10 | 0 | 336 | 11 | |||
1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
代表
イングランド としての年別成績です。親善試合を含みます。
| 年 | 年齢 | 出場 | 得点 | 得点グラフ |
|---|---|---|---|---|
| 2019 | 21 | 1 | 0 | |
| 2020 | 22 | 0 | 0 | |
| 2021 | 23 | 1 | 0 | |
| 2022 | 24 | 1 | 0 | |
| 2023 | 25 | 2 | 0 | |
| 2024 | 26 | 0 | 0 | |
| 2025 | 27 | 0 | 0 | |
| 2026 | 28 | 1 | 0 | |
| 通算 | 6 | 0 | ||
年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
所属チーム
ユース
| 期間 | 年齢 | チーム | 出場 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2005〜2016 | 7 | 1 | 0 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は代表戦の合計です(大会別の内訳は「個人成績」の表)。
クラブ
| 期間 | 年齢 | チーム | 出場 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2016〜2021 | 18 | 16 | 1 | |
| 2017 | 19 | 9 | 0 | |
| 2017〜2018 | 19 | 25 | 0 | |
| 2018〜2019 | 20 | 47 | 1 | |
| 2021 | 23 | 48 | 1 | |
| 2021〜 | 23 | 81 | 5 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。
代表
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 2016 | 18 | カナダ U-20 |
| 2016 | 18 | |
| 2016〜2017 | 18 | |
| 2017〜2019 | 19 | |
| 2019〜 | 21 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
移籍金・年俸・市場価値の推移
移籍履歴
掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。
| 時期 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 形態 | 移籍金 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017-01 | 19 | 期限付き移籍 | — | |||
| 2017-08 | 19 | 期限付き移籍 | — | |||
| 2018-08 | 20 | 期限付き移籍 | — | |||
| 2021-01 | 23 | 期限付き移籍 | — | |||
| 2021-07 | 23 | 完全移籍 | 49.6億円 € 28M |
出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)
人物相関
所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。
共にプレーした選手
同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。
| 選手 | クラブ | 期間 | シーズン | |
|---|---|---|---|---|
| ルーベン・ロフタス=チーク | 2015〜2026 | 8 | ||
| アレクシス・サーレマーケルス | 2020〜2026 | 7 | ||
| クリスチャン・プリシッチ | 2019〜2026 | 7 | ||
| マッテオ・ガッビア | 2020〜2026 | 7 | ||
| マイク・メニャン | 2021〜2026 | 6 | ||
| オリヴィエ・ジルー | 2017〜2023 | 6 | ||
| ラファエル・レオン | 2020〜2025 | 6 | ||
| トンマーゾ・ポベガ | 2020〜2025 | 6 | ||
| ダヴィデ・バルテサーギ | 2022〜2026 | 5 | ||
| フィリッポ・テッラッチャーノ | 2022〜2026 | 5 | ||
| ロレンツォ・コロンボ | 2020〜2025 | 5 | ||
| タミー・アブラハム | 2015〜2025 | 5 | ||
| テオ・エルナンデス | 2020〜2024 | 5 | ||
| セサル・アスピリクエタ | 2015〜2020 | 4 | ||
| フランチェスコ・カマルダ | 2023〜2026 | 4 | ||
| メイソン・マウント | 2016〜2020 | 4 | ||
| ピエール・カルル (2000年生のサッカー選手) | 2020〜2023 | 4 | ||
| サムエル・チュクウェゼ | 2023〜2026 | 4 | ||
| ユヌス・ムサ | 2023〜2026 | 4 | ||
| アルドン・ヤシャリ | 2024〜2026 | 3 |
指導を受けた監督
本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。
| 監督 | クラブ・代表 | 在任 |
|---|---|---|
| ジョゼ・モウリーニョ | 2013年6月〜2015年12月 | |
| フース・ヒディンク | 2015年12月〜2016年6月 | |
| ステファノ・ピオリ | 2019年10月〜2024年5月 | |
| トーマス・トゥヘル | 2021年1月〜2022年9月 | |
| パウロ・フォンセカ | 2024年6月〜2024年12月 | |
| トーマス・トゥヘル | 2025年1月〜 | |
| マッシミリアーノ・アッレグリ | 2025年7月〜2026年5月 |
日本語名を確認できない監督 12 人は掲載していません。
タイトル
クラブ
チェルシー
- FAカップ準優勝:1回(2019-20)
ACミラン
- セリエA:1回(2021-22)
- スーペルコッパ・イタリアーナ:1回(2024-25)
イングランド代表 U-20
- FIFA U-20ワールドカップ:1回(2017)
個人
- UEFA U-19欧州選手権 大会ベストイレブン:1回(2016)
英語の記録名しか確認できないもの(7件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。
本文の一部は、ウィキペディア日本語版「フィカヨ・トモリ」(版 110502337)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。
出典
- API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
- API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
- Wikidata、2026年10月25日 取得 https://www.wikidata.org/
- Wikipedia(日本語版)「フィカヨ・トモリ」、版 ID 110502337、2026年10月21日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%A8%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%AA
- Wikipedia(英語版)、版 ID 1380907781、2026年10月21日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Fikayo_Tomori
※ 出典は媒体名・日付・URL を文字で記載しています(外部サイトへのリンクは行いません)。出典が確認できない数値はページに載せません。
関連項目
- チェルシー
- ブライトン
- ハル・シティ
- ダービー・カウンティ*
- ミラン
- ダービー・カウンティ
- イングランド
- カナダ U-20
- イングランド U-19
- イングランド U-20
- イングランド U-21
- FAカップ準優勝
- セリエA
- スーペルコッパ・イタリアーナ
- FIFA U-20ワールドカップ
- UEFA U-19欧州選手権 大会ベストイレブン
掲載写真は Wikidata API および Wikimedia Commons API を通じて、ライセンス(CC BY-SA / パブリックドメイン等)と作者表示の要件を確認したうえで掲載します。