エンソ・フェルナンデス

SOCCERPEDIA / 選手ページ / アルゼンチンのサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

アルゼンチンエンソ・フェルナンデス(Enzo Fernández、2001年1月17日生)は、サン・マルティン出身のサッカー選手。ポジションはMF、2026年からマンチェスター・シティ(プレミアリーグ)に所属、背番号は8。アルゼンチンでは2022年から通算50試合8得点を記録している。クラブでは公式戦通算287試合49得点(2019-20 シーズン以降)。クラブ・代表で通算12個のタイトルを獲得、個人賞は5回。

エンソ・ヘレミアス・フェルナンデス(、2001年1月17日 - )は、アルゼンチン・出身のサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・シティFC所属。アルゼンチン代表。ポジションはMF。

クラブ経歴

クラブ経歴

CAリーベル・プレートの下部組織出身で5歳の時に入団した。2019年1月27日、パトロナート戦において初めてトップチームでベンチ入りを果たした。2020年3月5日、コパ・リベルタドーレスのLDUキト戦でトップチームデビューを果たした。

2020年8月22日、デフェンサ・イ・フスティシアに2021年12月までのレンタルで移籍した。コパ・スダメリカーナ2020の決勝トーナメント準決勝戦では第1戦と第2戦の両方で先発出場を果たし、2戦合計4-2での勝利に貢献した。決勝のCAラヌース戦でも活躍し、チームは3-0で勝利して優勝を果たした。コパ・リベルタドーレス2020を優勝したSEパルメイラスとの対戦となったレコパ・スダメリカーナ2021でも第1戦と第2戦の両方に出場し、チームは1-3でリードされている状況から追い付いてPK戦に持ち込むと、自身もPKを成功させるなどし勝利した。

デフェンサでの活躍により、2021年12月までの予定だったレンタルは早々に打ち切られ、2021年7月にリーベル・プレートに復帰した。8月14日、CAベレス・サルスフィエルド戦でリーベル・プレートでの初得点を記録し、アシストも記録した。2021-22シーズンは公式戦で19試合に出場し9ゴール5アシストを記録。

2022年7月14日、SLベンフィカへの完全移籍が発表された。2027年までの5年契約となっている。すぐにポルトガルでの新しい環境に適応し、8月、10月、11月の3度に渡ってプリメイラ・リーガのリーグ最優秀ミッドフィールダーに選ばれた。ベンフィカでは、2022 FIFAワールドカップの中断までに公式戦24試合に出場し、3ゴール5アシストを記録した。

2023年1月31日、当時イギリス史上最高額となる1億2100万ユーロ(約170億円)でチェルシーFCへの完全移籍が発表された。一方で、ベンフィカ会長のルイ・コスタはこの移籍について、「二度とベンフィカのシャツを着て欲しくない」と怒りをあらわにした。2月3日、フラムFC戦で初先発を果たし、移籍後初出場を果たした。チェルシーでの2戦目となった2月11日のウェストハム・ユナイテッド戦では、ジョアン・フェリックスのゴールをアシストした。2022-23シーズンの終盤に暫定監督に就任したフランク・ランパードからはより攻撃的な役割を果たす資質を持っていると評価されたが、チームのバランスを考慮され中盤の深い位置で起用された。2023-24シーズンでは背番号を5番からランパードと同じ8番に変更した。

代表経歴

代表経歴

2022年9月24日、ホンジュラス代表との親善試合にて、64分にレアンドロ・パレデスとの途中交代でピッチに入り、アルゼンチン代表デビューを飾った。

2022 FIFAワールドカップでは全試合に出場し、グループステージではフルタイム出場を果たした。グループステージ第2節メキシコ戦では試合終盤に代表初ゴールを記録し、決勝トーナメント進出がかかるポーランド戦でもフリアン・アルバレスの決勝点をアシストした。さらに、フランス代表との決勝戦でも出場してワールドカップで優勝するとともに、大会の最優秀若手選手に選ばれた。

2026 FIFAワールドカップでは、決勝トーナメント2回戦のエジプト戦で決勝点を決め、チームをベスト8に導いた。準決勝のイングランド戦で1-1とする同点ゴールを決め、チームはその後勝利し、決勝進出を果たした。しかし、決勝のスペイン戦では後半終了間際に2枚目のイエローカードを貰ってしまい退場となると、その後チームは106分に失点して優勝を逃した。

人物像

人物・エピソード

アルゼンチン出身のバレンティーナ・セルバンテスと結婚しており娘と息子がいるが、2024年10月31日、セルバンテスはインスタグラムにてフェルナンデスとの別居を発表した。

2024年9月11日、6ヶ月間の運転免許停止処分と罰金を科せられた。フェルナンデスが所有者として登録していた車を別人が運転し、2件の交通違反を犯した。またフェルナンデスは判決言い渡しが行われる裁判所へ出廷せず、警察への情報提供要請に応じなかった。

コパ・アメリカ2024でアルゼンチン代表の選手として出場していたが、フェルナンデスと他のアルゼンチン代表選手が、チームバス内でフランス代表選手について人種差別的、同性愛嫌悪的、キリアン・エムバペ]に対して中傷的・侮辱的なチャントを連呼している動画がオンライン上で公開され、フランスサッカー連盟など多方面から激しい批判を受けた。チェルシーでフェルナンデスとチームメイトであるウェズレイ・フォファナ、アクセル・ディサシ、マロ・ギュストはフェルナンデスのSNSアカウントのフォローを解除し、フォファナはフェルナンデスの問題行為に対して抑制のきかない人種差別だと述べた。FFFはこのフェルナンデスの問題行為についてFIFAに苦情を申し立て、所属チームのチェルシーもまた内部懲戒手続きを開始したと発表した。その後フェルナンデスはチェルシーのチームメイトに対して謝罪し、反差別団体に寄付をしたことを受け、チェルシーはフェルナンデスに対する懲戒処分を取らないことを発表した。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(1件)
2026年10月7日本人コメントエンソ・フェルナンデス(本人)/公式インタビュー
アルゼンチン代表主将リオネル・メッシが引退することを受け、マンチェスター・シティのMFエンソ・フェルナンデスがその別れのスピーチで涙を流した場面。15歳だった幼少期にメッシと一緒にプレーするための計算をしていたこと、その夢が2022年のワールドカップ優勝で実現したこと、トップチーム入りからの人間的な導きに感謝していることを公開書簡で綴った。メッシを欠いた代表の未来に不安を感じつつも、共に過ごせた時間への感謝を改めて表現した。
「正直、とても感情的な一日だった。いろいろな感情が入り混じっていた」
「君にあと何年残されているのか、僕がプリメーラ・ディビシオンにたどり着くまでにあと何年かかるのか、そんなことを考えていた。そして、たった一度でいいから、アルゼンチン代表で一緒にプレーできたらと夢見ていた」
「あなたはいつも優しい言葉や助言、ハグ、あるいは必要な時に僕を安心させてくれる振る舞いをしてくれた。僕はそれを決して忘れない」

出典:Goal.com 日本語版 2026年10月7日

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3その他4シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
アルゼンチンリーベル・プレート2019-2018アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン0000——10——10
202120アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン20200——3010242
202221アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン20800——62002610
通算401000——102105112
アルゼンチンデフェンサ・イ・フスティシア2019-2018アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン402010101——171
202120アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン10000——4020160
通算140201014120331
ポルトガルベンフィカ2022-2321プリメイラ・リーガ171310092——294
イングランドチェルシー2022-2321プレミアリーグ180————40——220
2023-2422プレミアリーグ2835272————407
2024-2523プレミアリーグ36610108271539
2025-2624プレミアリーグ36104240103——5415
2026-2725プレミアリーグ10——00————10
通算119191041222257117031
イングランドマンチェスター・シティ2026-2725プレミアリーグ31000010——41
キャリア通算19331155132561010128749

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

アルゼンチン としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
202220101
20232192
202422151
20252341
202624123
通算508

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム出場得点
2006〜20194アルゼンチンリーベル・プレート00

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は代表戦の合計です(大会別の内訳は「個人成績」の表)。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2019〜202217アルゼンチンリーベル・プレート3910
202018アルゼンチンデフェンサ・イ・フスティシア40
2022〜202320ポルトガルベンフィカ171
2023〜202621イングランドチェルシー12219
2026〜24イングランドマンチェスター・シティ51

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
201917アルゼンチン U-18
2022〜20アルゼンチンアルゼンチン

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
2020-0819アルゼンチンリーベル・プレートアルゼンチンデフェンサ・イ・フスティシア期限付き移籍—
2022-0721アルゼンチンリーベル・プレートポルトガルベンフィカ完全移籍17.7億円
€ 10M
2023-0121ポルトガルベンフィカイングランドチェルシー完全移籍214.5億円
€ 121M
2026-0825イングランドチェルシーイングランドマンチェスター・シティ完全移籍264.3億円
£125,000,000
移籍金は英語版 Wikipedia のシーズン記事による

出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)

年俸の推移

報道・公開資料に載った年俸を、その媒体・日付とともに掲載しています(当サイトの推定ではありません)。基本給・ボーナス・肖像権収入の扱いは情報源により異なります。出典が確認できない値は掲載しません。

時期年齢所属年俸
(報道値)
備考出典
2026-2725イングランドチェルシー20.1億円
£9.36m(税込・週給£180k×52週で年額換算)/1ポンド=215円で換算
The National(Capology・spotrac 等の推定と報道の集計)
2026年8月2日

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

監督クラブ・代表在任
ペップ・グアルディオライングランドマンチェスター・シティ2016年7月〜
リオネル・スカローニアルゼンチンアルゼンチン代表2018年8月〜
トーマス・トゥヘルイングランドチェルシー2021年1月〜2022年9月
ロジャー・シュミットポルトガルベンフィカ2022年7月〜2024年8月
エンツォ・マレスカイングランドチェルシー2024年6月〜
エンツォ・マレスカイングランドマンチェスター・シティ2026年8月〜

日本語名を確認できない監督 6 人は掲載していません。

タイトル

クラブ

リーベル・プレート

ベンフィカ

チェルシー

代表

アルゼンチン代表

個人

英語の記録名しか確認できないもの(8件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

本文の一部は、ウィキペディア日本語版「エンソ・フェルナンデス」(版 111022649)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。

出典

  1. API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
  2. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月26日 取得 https://www.api-football.com/
  3. Goal.com 日本語版、2026年10月7日、2026年10月7日 取得 https://www.goal.com/jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/%E6%82%B2%E5%98%86%E3%81%AB%E6%9A%AE%E3%82%8C%E3%82%8B-%E6%B3%A3%E3%81%8D%E5%B4%A9%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BD-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%99%E3%82%B9-%E9%80%80%E4%BB%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%BB%E5%B0%86%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%AB-%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%81%AB%E8%83%B8%E3%82%92%E7%B7%A0%E3%82%81%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E6%89%8B%E7%B4%99%E3%82%92%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%81%97%E6%84%9F%E6%83%85%E3%82%92%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%8F%E3%81%AB/bltd62923a4a64ee31d
  4. The National(Capology・spotrac 等の推定と報道の集計)、2026年8月2日、2026年10月14日 取得 https://www.thenationalnews.com/sport/football/2026/08/02/chelsea-player-salaries-202627-how-much-does-british-record-signing-morgan-rogers-earn/
  5. Wikipedia(日本語版)「エンソ・フェルナンデス」、版 ID 111022649、2026年10月6日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9
  6. Wikipedia(英語版)、版 ID 1378402376、2026年10月6日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Enzo_Fern%C3%A1ndez

※ 出典は媒体名・日付・URL を文字で記載しています(外部サイトへのリンクは行いません)。出典が確認できない数値はページに載せません。

掲載写真は Wikidata API および Wikimedia Commons API を通じて、ライセンス(CC BY-SA / パブリックドメイン等)と作者表示の要件を確認したうえで掲載します。