概要
ガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli、2001年6月18日生)は、ブラジル出身のサッカー選手。ポジションはFW(フォワード)、2026年からアル・ヒラル(サウジ・プロリーグ)に所属、背番号は7。クラブでの国内リーグ戦は掲載分で通算196試合46得点(2018シーズン以降の記録)。
ガブリエウ・マルティネッリことガブリエウ・テオドロ・マルティネッリ・シウヴァ(Gabriel Teodoro Martinelli Silva,2001年6月18日 - )は、ブラジル・サンパウロ州グアルーリョス出身のサッカー選手。サウジ・プロフェッショナルリーグ・アル・ヒラル所属。ブラジル代表。ポジションはフォワード。
クラブ経歴
イトゥアーノ
2014年にイトゥアーノFCのユースチームに入団。2018年シーズン途中にトップチームに昇格。翌2019年シーズンにサンパウロ州選手権(カンピオナート・パウリスタ)で14試合6ゴールの成績を残し、同リーグの2019ベストチームの一員に選ばれた。
アーセナル
FIFAの定める国際移籍可能年齢に達した18歳を迎えた直後の2019年7月2日、アーセナルFCと長期契約を結んだことが発表された。マルティネッリは同年のサンパウロ州での活躍により5月にブラジル代表のトレーニングに招集された経歴を持ってはいたが、ブラジル4部リーグ相当に所属していたイトゥアーノからイングランド・プレミアリーグへの移籍は欧州の各報道メディアがノーマークであり、驚きを持って報じられた。
2019年8月11日、ニューカッスル・ユナイテッドFC戦で84分からの途中出場でプレミアリーグ初出場。9月24日、EFLカップのノッティンガム・フォレストFC戦でアーセナルでの初スタメン出場を果たしアーセナルでの公式戦初ゴールを含む2得点を決めた。その後も得点を重ね加入から先発出場での最初の4試合全てで得点を記録。これはイアン・ライト以来のクラブ史上2人目の記録である。12月9日、ウェストハム・ユナイテッドFC戦でプレミアリーグ初スタメン出場を果たした。この試合でプレミアリーグ初ゴールを決めた。この18歳174日での得点はアーセナルにおけるプレミアリーグ初スタメンでの最年少ゴールを更新した。2020年1月21日、プレミアリーグのチェルシー戦で相手のコーナーキックのクリアを自陣で拾ってからそのまま長距離を単独でドリブルして印象的なゴールを決めた。61.59mに及ぶドリブルでのゴールはOptaがスタッツを計測し始めた2012-13シーズンからでプレミアリーグにおけるアーセナル選手の最長記録である。6月21日、練習中に左膝を負傷。軟骨の病変を修復する関節鏡手術を行ったためシーズン中の復帰が絶望的となった。7月3日、アーセナルへの加入から1年足らずと異例の早さで新たな長期契約を締結した。契約内容は、大幅昇給と4年契約に加えて1年契約延長オプションと報じられた。アーセナル加入初年度の2019-20シーズンは、公式戦26試合10ゴール4アシストを記録。アーセナル選手が10代で2桁ゴールを記録したのは20年以上前の1998-99シーズンでのニコラ・アネルカ以来である。
2021年12月、リーグ戦6試合で3ゴール2アシストを記録する活躍をし、12月のアーセナル月間最優秀選手賞とPFA月間最優秀選手賞を受賞。2022年2月10日、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン戦で69分に一度にイエローカードを2枚提示されて退場処分を受けた。まず相手スローインを手で突き飛ばして妨害したがアドバンテージが取られてプレーは止まらずボールを受けたシキーニョのドリブルを後ろから追いかけてぶつかり倒してしまった。マイケル・オリバー主審は流したスローイン妨害と後ろからのタックルがそれぞれイエローカードという判断で連続でカードを提示した。5月19日、来シーズンのユニフォーム発表にて2022-23シーズンから背番号を11番に変更することが公式発表された。2023年2月3日、長期の契約延長したことが公式発表された。
2026年1月8日、リーグ第21節のリヴァプールFC戦においてスコアレスで迎えた後半アディショナルタイムにリヴァプールのコナー・ブラッドリーがボールをクリアをした際に左膝を押さえて転倒した。その直後、マルティネッリがスローインのために保持したボールを倒れて痛がっているブラッドリーに落としてぶつけて、その後もブラッドリーが上体を起こしてピッチ内に少しだけズレたのを時間稼ぎと捉えたのか抗議をしながらピッチ外に向けて突き飛ばした。これにリヴァプール選手が激昂してマルティネッリに詰め寄り乱闘に発展した。試合後にブラッドリーは、シーズン絶望となる膝の大怪我をしていたことが判明しマルティネッリの行動には多くの批判が起きた。試合後にマルティネッリはSNSでヒートアップしていて重傷を負っていたことを理解していなかったと説明し、ブラッドリーと直接謝罪のやりとりをしたことを明かして謝罪と早期回復を願うコメントを出した。リヴァプール監督のアルネ・スロットは、サッカー界全体の問題として時間稼ぎのために負傷したふりをすることが横行しており真に負傷していたときも誤解を招くリスクがあると一定の理解を示し、負傷を知っていたらあのようなことをする人物には見えないと擁護した。騒動直後の1月11日、FA杯3回戦ポーツマスFC戦において自身プロキャリア初となるハットトリックを達成した。
代表経歴
代表経歴
生まれはブラジルだが、父親がイタリア系でありイタリア国籍を有するためイタリア代表を選択することも可能である。
2019年5月20日、コパ・アメリカ2019前のトレーニングキャンプに招集された。同年11月、U-23アメリカ合衆国代表との親善試合を行うU-23ブラジル代表に招集された。
2021年7月2日、東京オリンピックに参加するU-24ブラジル代表に追加招集された。同大会では3試合に途中出場し、準決勝のメキシコ戦ではPK戦でPKを成功させ決勝進出に貢献した。決勝でスペインに勝利して金メダルを獲得した。
2022年3月の代表戦でブラジルA代表に初招集された。同年3月24日、W杯予選のチリ代表戦において75分から途中出場しブラジル代表デビューを果たした。
2022年11月7日、2022 FIFAワールドカップのブラジル代表メンバーに選出された。同大会ではベスト8で敗退するまでの5試合中3試合に出場。グループステージ初戦セルビア代表戦とベスト16の韓国代表戦は終盤の途中投入であったが、グループステージ勝ち抜けが決まり大幅ターンオーバーしたグループステージ3戦のカメルーン代表戦では先発フル出場を果たした。
2023年11月16日、ワールドカップ南米予選のコロンビア代表戦でブラジル代表初ゴールを決めた。
2026年5月18日、2026 FIFAワールドカップに臨むブラジル代表に選出された。決勝トーナメント1回戦の日本戦で1-1の同点から決勝ゴールを奪った。
個人成績
数値はAPI-Football の掲載値です。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。
クラブ
| クラブ | シーズン | 年齢 | ディビジョン | リーグ | 国内カップ | 大陸大会1 | シーズン通算 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 2019-20 | 18 | プレミアリーグ | 14 | 3 | 5 | 4 | 7 | 3 | 26 | 10 | |
| 2020-21 | 19 | プレミアリーグ | 14 | 2 | 2 | 0 | 6 | 0 | 22 | 2 | |
| 2021-22 | 20 | プレミアリーグ | 29 | 6 | 7 | 0 | — | — | 36 | 6 | |
| 2022-23 | 21 | プレミアリーグ | 36 | 15 | 3 | 0 | 7 | 0 | 46 | 15 | |
| 2023-24 | 22 | プレミアリーグ | 35 | 6 | 2 | 0 | 6 | 2 | 43 | 8 | |
| 2024-25 | 23 | プレミアリーグ | 33 | 8 | 5 | 0 | 13 | 2 | 51 | 10 | |
| 2025-26 | 24 | プレミアリーグ | 30 | 1 | 8 | 4 | 14 | 6 | 52 | 11 | |
| 通算 | 191 | 41 | 32 | 8 | 53 | 13 | 276 | 62 | |||
| 2026-27 | 25 | サウジ・プロリーグ | 5 | 5 | — | — | 2 | 0 | 7 | 5 | |
| 通算 | 5 | 5 | — | — | 2 | 0 | 7 | 5 | |||
| 掲載分の合計 | 196 | 46 | 32 | 8 | 55 | 13 | 283 | 67 | |||
1. AFCチャンピオンズリーグ エリート/UEFAチャンピオンズリーグ/UEFAヨーロッパリーグ 親善試合・プレシーズン大会は含みません。年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
代表
| 年 | 年齢 | 出場 | 得点 | 得点グラフ |
|---|---|---|---|---|
| 2022 | 20 | 6 | 0 | |
| 2024 | 22 | 6 | 1 | |
| 2025 | 23 | 1 | 1 | |
| 2026 | 24 | 16 | 2 | |
| 通算 | 29 | 4 | ||
年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
所属チーム
ユース
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 2010〜2014 | 8 | |
| 2014〜2018 | 12 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
クラブ
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。
代表
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 2019〜2020 | 17 | |
| 2021 | 19 | |
| 2022〜 | 20 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
移籍金・年俸・市場価値の推移
移籍履歴
掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。
| 時期 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 形態 | 移籍金 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019-07 | 18 | 完全移籍 | 12.7億円 £6,000,000 | 移籍金は非公表・不明 移籍金は英語版 Wikipedia のシーズン記事による | ||
| 2026-09 | 25 | 完全移籍 | — |
出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)
年俸の推移
報道・公開資料に載った年俸を、その媒体・日付とともに掲載しています(当サイトの推定ではありません)。基本給・ボーナス・肖像権収入の扱いは情報源により異なります。出典が確認できない値は掲載しません。
| 時期 | 年齢 | 所属 | 年俸 (報道値) | 備考 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025-26 | 24 | 19.2億円 £9.36m(税込・週給£180k×52週で年額換算)/1ポンド=205円で換算 | The National 2025年8月13日 | ||
| 2026-27 | 25 | 20.1億円 £9.36m(税込・週給£180k×52週で年額換算)/1ポンド=215円で換算 | The National(Capology・Spotrac 等の推定と報道の集計) 2026年8月3日 |
年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
人物相関
所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。
共にプレーした選手
同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。
| 選手 | クラブ | 期間 | シーズン | |
|---|---|---|---|---|
| ブカヨ・サカ | 2019〜2025 | 7 | ||
| ガブリエウ・マガリャンイス | 2020〜2025 | 6 | ||
| マルティン・ウーデゴール | 2020〜2025 | 6 | ||
| ベン・ホワイト | 2021〜2025 | 5 | ||
| セドリック・ソアレス | 2019〜2023 | 5 | ||
| エディー・ケシャ | 2019〜2023 | 5 | ||
| エミール・スミス・ロウ | 2019〜2023 | 5 | ||
| カール・ヤコブ・ハイン | 2020〜2025 | 5 | ||
| ウィリアン・サリバ | 2020〜2025 | 5 | ||
| イーサン・ヌワネリ | 2022〜2025 | 4 | ||
| グラニト・ジャカ | 2019〜2022 | 4 | ||
| ガブリエウ・フェルナンド・ジ・ジェズス | 2022〜2025 | 4 | ||
| エクトル・ベジェリン | 2019〜2022 | 4 | ||
| レアンドロ・トロサール | 2022〜2025 | 4 | ||
| マイルズ・ルイス=スケリー | 2022〜2025 | 4 | ||
| モハメド・エルネニー | 2020〜2023 | 4 | ||
| ニコラ・ペペ | 2019〜2022 | 4 | ||
| 冨安健洋 | 2021〜2024 | 4 | ||
| アレクサンドル・ラカゼット | 2019〜2021 | 3 | ||
| デクラン・ライス | 2023〜2025 | 3 |
指導を受けた監督
本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。
日本語名を確認できない監督 7 人は掲載していません。
獲得メダル
代表チームで獲得したメダルです(金1)。当サイトの大会結果データとも照合し、食い違いがあれば掲載しません。
| オリンピック | 金 2020 |
|---|
出典は英語版 Wikipedia の「メダル獲得記録(Medal record)」節(記事名・版 ID・取得日は「出典」節に記載)。W杯は当サイトの大会結果データでも一致を確認しています。
本文の一部は、ウィキペディア日本語版「ガブリエウ・マルティネッリ」(版 110919663)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。
出典
- API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
- API-Football(選手・監督データ)、2026年10月26日 取得 https://www.api-football.com/
- The National、2025年8月13日、2026年10月11日 取得 https://www.thenationalnews.com/sport/football/2025/08/13/arsenal-salaries-2025-26-gyokeres/
- The National(Capology・Spotrac 等の推定と報道の集計)、2026年8月3日、2026年10月11日 取得 https://thenationalnews.com/sport/football/2026/07/30/arsenal-salaries-202627-declan-rice-and-kai-havertz-on-big-money-but-bukayo-saka-is-top-earner
- Wikidata、2026年10月26日 取得 https://www.wikidata.org/
- Wikipedia(日本語版)「ガブリエウ・マルティネッリ」、版 ID 110919663、2026年10月8日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%AA
- Wikipedia(英語版)、版 ID 1379572288、2026年10月13日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Gabriel_Martinelli
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関連項目
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