カゼミーロ

SOCCERPEDIA / 選手ページ / ブラジルのサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

ブラジルカゼミーロ(Casemiro、1992年2月23日生)は、ブラジル出身のサッカー選手。ポジションはMF、2026年からインテル・マイアミに所属、背番号は5。ブラジルでは2011年から通算91試合10得点を記録している。クラブでは公式戦通算678試合77得点(2010 シーズン以降)。クラブ・代表で通算29個のタイトルを獲得、個人賞は13回。

カゼミーロこと、カルロス・エンリケ・ジョゼ・フランシスコ・ヴェナンシオ・カジミーロ(、1992年2月23日 - )は、ブラジル・サンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポス出身のサッカー選手。メジャーリーグサッカー・インテル・マイアミCF所属。ブラジル代表。ポジションはミッドフィールダー。

クラブ経歴

サンパウロ

幼少期にブラジルのサンパウロFCのトライアルに参加。当時はフォワードの選手だったが、ライバルが少ないディフェンシブ・ミッドフィールダーとして参加した。2002年にサンパウロFCのユースチームでキャリアをスタートさせ、2010年にトップチームに昇格した。7月25日、サントスFC戦でデビューを果たした。8月15日、クルゼイロEC戦でプロ初ゴールを記録した。

レアル・マドリード

2013年にレアル・マドリード・カスティージャにレンタル移籍、4月20日のレアル・ベティス戦でトップチームデビューした。2013年6月、600万ユーロでの買取が決定した。

FCポルト

2014年7月にレアル・マドリードから後にレアルマドリードで監督を務める、フレン・ロペテギ監督率いるFCポルトへ買取オプション付きの1年のレンタル移籍をした。両クラブ間の契約では、レアル・マドリード側にも買い戻しができるオプションが含まれていた。

レアル・マドリード

2014-15シーズンのカゼミーロの活躍を受けて、ポルトは5月28日に買取オプション行使の意向をレアル・マドリード側に通達したと発表。しかしその1週間後、レアル・マドリードが買い戻しオプションの行使を決断し、2015年6月5日にレアル・マドリードへの復帰をクラブ公式サイトで発表した。2015年8月31日、レアル・マドリードとの契約を2021年6月30日まで延長したと発表した。

2015-16シーズンにはラファエル・ベニテスの下で一定の出場機会を得ていたものの、2016年1月にベニテスが解任されジネディーヌ・ジダン政権になると出場機会が減少。しかし、第27節のレバンテUD戦でアンカーとしてジダン監督の信頼を掴み、以降リーグ戦の残り14試合中12試合に出場。2016年5月28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・決勝のアトレティコ・マドリード戦でもアンカーとして先発出場し、PK戦の末に勝利を収めた。

2016-17シーズンには開幕戦のレアル・ソシエダ戦で先発出場を果たしたものの、9月に負傷し長期離脱を強いられた。2017年2月15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16、第1戦のナポリ戦ではペナルティエリア外からシュートを放ち3点目となるゴールを挙げた。4月23日のFCバルセロナとのエル・クラシコでは先制点を記録。6月3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・決勝のユヴェントス戦では2季連続で先発出場を果たし、61分にミドルシュートから勝ち越しとなるゴールを挙げ、史上初となるチャンピオンズリーグ連覇に貢献した。

2017-18シーズンもジダン監督の元、信頼を勝ち取りラ・リーガ、チャンピオンズリーグ共に多くの試合でスターティングメンバーに名を連ねた。リヴァプールFCとの3年連続となるチャンピオンズリーグ決勝にも先発出場し、史上初となるチャンピオンズリーグ3連覇に大きく貢献した。

2019-20シーズンも中盤で重要な存在であり、リーグ戦でのボール奪取数はリーグトップの294回に上り、公式戦46試合に出場して出場時間はチームトップの4080分であった。

マンチェスター ・ユナイテッド

2022年8月19日にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が発表された。移籍はメディカルチェック、選手個人との契約締結、そしてイギリスでの査証要件を満たした上で決定する。レアル・マドリードで獲得したタイトル数は18に及んでいる。10月22日のチェルシーFC戦で移籍後初ゴールとなる同点ゴールを頭で決めた。EFLカップ決勝のニューカッスル・ユナイテッド戦では決勝ゴールを決め、6シーズン振りとなるタイトルをチームに持たらした。

代表経歴

代表経歴

2015年に行われたコパ・アメリカ2015のブラジル代表メンバーに招集され、ベスト8で終えた。また2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオのブラジル代表メンバーにも招集されたがグループリーグ敗退で終えた。

コパ・アメリカ2015、コパ・アメリカ・センテナリオ共にサブメンバーであったが、クラブでの活躍から2018 FIFAワールドカップ・南米予選のエクアドル戦でスタメンに抜擢される。チッチ監督から「これほどいい選手だとは思わなかった」と評価され、以降はスタメンとして試合に出るようになった。

2018 FIFAワールドカップではスタメンとして出場していたが、累積警告で準々決勝のベルギー戦への出場を逃し、代役を務めたフェルナンジーニョがオウンゴールを献上するなどし、ブラジルもベルギーに敗れた。

コパ・アメリカ2019、グループA第3戦のペルー戦では決勝ゴールとなる先制点を決め、ブラジルの決勝トーナメント進出に貢献。

2022年11月7日、W杯カタール大会に向けたメンバーの1人に選ばれ、グループリーグ第2戦のスイス戦で決勝ゴールを挙げた。

2026年5月18日、2026 FIFAワールドカップに臨むブラジル代表に選出された。決勝トーナメント1回戦の日本戦で1-1とする同点ゴールを奪った。

プレースタイル

人物・プレースタイル

球際に強く、中盤での汗かき役を務めることが多いが、複数の守備的なポジションをこなす事が出来るユーティリティー性も兼ね備えている。

かつてレアル・マドリードでプレーした元フランス代表MFのクロード・マケレレと比較され、カゼミーロ本人もプレースタイルが似ていることを認めている。また、共にプレーしたシャビ・アロンソのプレーに関して、カルロ・アンチェロッティから「ピッチ内外問わずにずっと見ていろ」と指示された。

FCポルトへのレンタル移籍前はレアル・マドリードで背番号16を背負っていたが、復帰した際は背番号14を与えられた。クラブから21番か14番のどちらかを選ぶように言われたカゼミーロは、アロンソやグティにあやかり14番を選んだ。

カゼミーロは5歳の時に父親が家を出た。母親が家政婦として働きながら3人の子供を育てた。

カゼミーロはサンパウロのユースアカデミーで11歳からキャプテンを務め、「Carlão(カールソン)」の愛称で呼ばれた。

カゼミーロは息子が決めるゴールセレブレーションを行っている。家を出る時に毎日息子に「今日のセレブレーションは何にする?」と聞く。

カゼミーロはCasimiro Global Foundationを運営し、恵まれない子供たちへの玩具・衣類寄付や食料支援を行っている。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(1件)
2026年9月17日本人コメントカゼミーロ(本人)/試合後会見
インテル・マイアミがクルス・アスルを2-0で下してカンペオネス・カップを制した試合後のコメント。カゼミーロは81分、メッシのコーナーキックからヘディングで2点目を決めている。レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドでクリスティアーノ・ロナウドとも共にプレーした経験がある中で、あらためてメッシを最高の選手と評価した。2026年のバロンドール候補に入るメッシを後押ししつつ、欧州外でのプレーが十分に評価されているのかという疑問にも触れ、最終的には投票する側が決めることだと述べている。
「彼は今でも最高の選手だ。ワールドカップでそれを証明したし、MLSでも証明し続けている。」

出典:Gulf News 2026年9月17日

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3その他4シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
ブラジルサンパウロ201018200————00——182
201119412151——20——406
201220018291——10——503
201321—10————20——30
通算313142——50——11111
レアル・マドリード・カスティージャ*2012-13201——————————151
スペインレアル・マドリード2012-13200——00——00——10
2013-14210——70——60——250
2015-16231——10——110——351
2016-17244——50——9230426
2017-18255——10——12151487
2018-19263——50——6130434
2019-20274——10——8120465
2020-21286——10——10110467
2021-22291——30——11020481
2022-23300————————1020
通算——240——73617133631
ポルト*2014-15223——1020101——414
イギリスマンチェスター・ユナイテッド2022-23304——5261120——517
2023-24311——312122——325
2024-25321——202213210425
2025-26339——1000————359
通算——1131042741016026
アメリカインテル・マイアミ2026343————————41154
キャリア通算3135051241151122267877

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

ブラジル としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
20111810
20121940
20132000
20142120
20152220
20162340
20172470
201825120
201926143
20202720
202128111
202229102
20233061
20243100
20253271
20263392
通算9110

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム出場得点
——エスコラ・フテボル・モレイラ——
2002〜20109ブラジルサンパウロ182

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は代表戦の合計です(大会別の内訳は「個人成績」の表)。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2010〜201317ブラジルサンパウロ434
201320スペインレアル・マドリード B——
201320スペインレアル・マドリード130
2013〜202220スペインレアル・マドリード20924
2014〜201521ポルトガルポルト283
2022〜202629イングランドマンチェスター・ユナイテッド776
2026〜33アメリカインテル・マイアミ——

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
200916ブラジルブラジル U-17
201118ブラジルブラジル U-20
2011〜18ブラジルブラジル

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
201321ブラジルサンパウロスペインレアル・マドリード完全移籍10.6億円
€6M
2013-0220スペインレアル・マドリードレアル・マドリード B期限付き移籍—
2013-0721スペインレアル・マドリードスペインレアル・マドリード期限付き移籍10.6億円
€ 6M
2014-0722スペインレアル・マドリードポルトガルポルト期限付き移籍—
2022-0830スペインレアル・マドリードイギリスマンチェスター・ユナイテッド完全移籍125.3億円
€ 70.7M
2026-0734イギリスマンチェスター・ユナイテッドアメリカインテル・マイアミフリー移籍—

出典: 英語版 Wikipedia(クラブのシーズン記事)。移籍金・形態は英語版 Wikipedia の各クラブのシーズン記事の移籍の表による。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)
日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

監督クラブ・代表在任
ジョゼ・モウリーニョスペインレアル・マドリード2010年7月〜2013年6月
ルイス・フェリペ・スコラーリブラジルブラジル代表2012年11月〜2014年7月
ラファエル・ベニテススペインレアル・マドリード2015年6月〜2016年1月
エリック・テン・ハフイングランドマンチェスター・U2022年6月〜2024年10月

日本語名を確認できない監督 10 人は掲載していません。

タイトル

クラブ

レアル・マドリード

マンチェスター・ユナイテッド

ブラジル代表 U-20

ブラジル代表

個人

英語の記録名しか確認できないもの(15件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

獲得メダル

代表チームで獲得したメダルです(金3・銀1)。当サイトの大会結果データとも照合し、食い違いがあれば掲載しません。

コパ・アメリカ金 2019 ブラジル銀 2021 ブラジル
FIFA U-20ワールドカップ金 2011 コロンビア
南米U-20選手権金 2011 ペルー

出典は英語版 Wikipedia の「メダル獲得記録(Medal record)」節(記事名・版 ID・取得日は「出典」節に記載)。W杯は当サイトの大会結果データでも一致を確認しています。

英語の記録名しか確認できないもの(1件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

本文の一部は、ウィキペディア日本語版「カゼミーロ」(版 110395155)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。

出典

  1. API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
  2. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
  3. Gulf News、2026年9月17日、2026年10月12日 取得 https://gulfnews.com/sport/football/casemiro-calls-messi-the-best-and-backs-him-for-ballon-dor-1.500677970
  4. Wikidata、2026年10月25日 取得 https://www.wikidata.org/
  5. Wikipedia(日本語版)「カゼミーロ」、版 ID 110395155、2026年10月8日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BC%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AD
  6. Wikipedia(英語版)、版 ID 1378707454、2026年10月14日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Casemiro

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