三笘薫

SOCCERPEDIA / 選手ページ / 日本のサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

日本三笘薫(Kaoru Mitoma、1997年5月20日生)は、日本・川崎出身のサッカー選手。ポジションはMF(ミッドフィールダー)、2021年からブライトン(プレミアリーグ)に所属、背番号は22。日本では2021年から通算31試合9得点を記録している。クラブでは公式戦通算231試合67得点(2016 シーズン以降)。クラブ・代表で通算3個のタイトルを獲得、個人賞は18回(日本プロサッカー選手会 ベストイレブン 3回、プレミアリーグ月間最優秀ゴール 3回)。

大分県日田市に生まれ、神奈川県川崎市で育つ。川崎フロンターレの下部組織から高校卒業時のトップ昇格を辞退して筑波大学へ進み、大学在学中に特別指定選手として川崎で公式戦デビューした。2020年に川崎へ正式加入すると、新人ながら13得点12アシストを記録してJ1と天皇杯の2冠に貢献。2021年8月にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ移籍し、1年間のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て、2022年からプレミアリーグでプレーしている。

2022-23シーズンにはFAカップでリヴァプールを下す決勝ゴールを挙げるなど公式戦9得点を記録し、リーグ戦7得点で日本人選手のプレミアリーグ1シーズン最多得点記録を更新した。2024-25シーズンにはリーグ戦10得点と自己最多を更新。日本代表では2022 FIFAワールドカップでスペイン戦の決勝点をアシストしたプレーが「1ミリの奇跡」として広く知られる。

クラブ経歴

筑波大学・川崎フロンターレ(2017-2021)

川崎フロンターレの下部組織で育ったが、「まだプロで活躍できる確信が持てない」として高校卒業時のトップ昇格を辞退し、スポーツ推薦で筑波大学体育専門学群へ進学した。大学2年の2017年6月、天皇杯2回戦のベガルタ仙台戦で2得点を挙げて勝利に貢献し、同年9月に川崎の特別指定選手となる。2019年9月のルヴァンカップ準々決勝・名古屋戦でトップチームデビューを果たした。

2020年に正式加入すると、開幕戦でプロデビュー。7月の湘南戦での初ゴールから公式戦5試合連続得点を記録し、新人としては史上5人目の2桁得点に到達。最終的に13得点12アシストでベストイレブンに選ばれ、J1リーグと天皇杯の2冠達成に貢献した。2021年1月1日の天皇杯決勝ガンバ大阪戦では決勝点を挙げている。

ブライトン・ユニオンSG(2021-2022)

東京オリンピック後の2021年8月、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。移籍金はJリーグから海外へ渡った選手として史上最高額とされる推定300万ユーロだった。A代表経験が無くイギリスの労働許可が下りなかったため、ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍。2021年10月のスラン戦では2点を追い1人少ない状況から途中出場し、ハットトリックで逆転勝利に導いた。

ブライトン(2022-)

2022年夏にブライトンへ復帰。8月のニューカッスル戦でプレミアリーグデビューし、10月のチェルシー戦で初先発・初アシスト、11月のウルヴァーハンプトン戦で初得点。2023年1月のFAカップ4回戦リヴァプール戦では、アディショナルタイムに右足アウトサイドでのトラップからフェイントを入れて決めた決勝ゴールが英メディアで絶賛された。4月のブレントフォード戦でリーグ7得点目を挙げ、香川真司・岡崎慎司が持っていた日本人選手のプレミアリーグ1シーズン最多得点記録を更新した。

2023-24シーズンは8月のウルヴァーハンプトン戦での得点が月間最優秀ゴールに選ばれ、10月に2027年までの新契約を結んだが、腰の負傷で2024年2月にシーズン終了が発表された。2024-25シーズンは開幕戦で復帰ゴールを挙げ、2月のチェルシー戦でも月間最優秀ゴールを受賞。リーグ戦10得点でクラブの得点王に並んだ。2025-26シーズンはファビアン・ヒュルツェラー監督の下で攻撃の中心を担ったが、2026年5月のウルヴァーハンプトン戦でハムストリングを負傷し、シーズン残りと2026 FIFAワールドカップを欠場した。

代表経歴

年代別代表・東京オリンピック

大学在学中の2017年にユニバーシアード日本代表として台北大会で金メダルを獲得。2019年大会、2018年アジア競技大会、2019年トゥーロン国際大会にもU-23世代で出場した。東京オリンピックではグループステージのメキシコ戦、準々決勝のニュージーランド戦、3位決定戦のメキシコ戦に途中出場し、3位決定戦で日本の得点を挙げた。

A代表

2021年11月にA代表初招集され、16日のオマーン戦で途中出場デビュー。2022年3月のオーストラリア戦では86分に投入されてから2得点を挙げ、この勝利で2022 FIFAワールドカップ出場を決めた。本大会では初戦ドイツ戦に途中出場して逆転勝利に貢献し、グループ最終戦のスペイン戦ではハーフタイムから出場、51分の田中碧の決勝点をアシストした。ボールがラインを割ったかどうかは長いVAR判定の末に「わずかに残っていた」と認められ、試合後に配信された真上からの写真が論争を収めた。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦にも出場し、PK戦では自身のキックがセーブされた。

AFCアジアカップ2023では負傷でグループステージを欠場し、決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦と準々決勝のイラン戦に途中出場した。

人物像

兄は俳優・モデルの結木滉星。サッカーは兄の影響で始めた。田中碧とは川崎市の鷺沼小学校で同級だった幼なじみで、プロになって日本を誇れる存在になろうと約束したという。

筑波大学では体育を専攻し、卒業論文のテーマにドリブルを選んだ。プロ入りを大学進学後に選んだ理由として、同じ川崎の下部組織出身で早くプロになった選手たちが出場機会を得るのに苦労していた姿を挙げている。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(3件)
2026年10月16日監督評ファビアン・ヒュルツェラー(監督)/クラブ公式発表
ブライトンの監督が、負傷離脱中の三笘薫の復帰時期について言及した。三笘は2025-26シーズン終盤の5月9日にハムストリングを負傷して以来、現シーズン開幕から公式戦メンバー入りができていない状況。監督は11月の代表ウィークでの復帰を想定しており、その後の11月22日ハル・シティ戦での実戦復帰を目指して調整が続く見通しを示した。
「もう少し辛抱強く待つ必要がある」

出典:サッカーキング 2026年10月16日

2026年10月10日監督評ファビアン・ヒュルツェラー(監督)/試合後会見
ブライトンのヒュルツェラー監督が、左ハムストリング手術から回復中の三笘薫について、プレミアリーグ第6節サンダーランド戦の後に言及した。監督は三笘の復帰時期には明言を避けつつも、リハビリに前向きに取り組む姿勢をポジティブに評価。ハムストリングの負傷は三笘のスピードと方向転換を活かしたプレーに影響する可能性があるが、体への信頼を取り戻すことが最も重要だと強調した。三笘はFWリーグ・フェーズや代表ウィークの試合にまだ復帰していない状況。
「早く戻りたいという姿勢はポジティブ」
「だから、そこが最も重要な点になるけど、カオルは元のレベル、あるいはそれ以上のレベルに戻ってくると私は確信している」

出典:サッカーキング 2026年10月11日

2026年9月24日監督評ファビアン・ヒュルツェラー(監督)/公式インタビュー
ブライトンのヒュルツェラー監督が、ハムストリング手術からリハビリ中の三笘の復帰時期について語った。5月の手術を経たばかりの三笘に対し、完全に体への不安を払拭することが重要だと強調。当初は10月10日のサンダーランド戦での復帰も検討されていたが、監督は慎重な判断を崩さず、三笘が心身ともに準備できた段階での実戦復帰を目指す考えを示した。
「このようなケガのあとでは、もう何の疑いもない状態になることがとても重要だ。最も大切なのは、自分自身の体を信じることだ」

出典:サカノワ 2026年9月24日

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3その他4シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
日本筑波大学201618———10——————10
201719———42——————42
通算——52——————52
日本川崎フロンターレ201921J1リーグ000010————10
202022J1リーグ30132253————3718
202123J1リーグ20800——32122412
通算5021226332126230
ユニオンSG2021-2224ジュピラー・プロ・リーグ27721——————298
イングランドブライトン2022-2325プレミアリーグ3375231————4110
2023-2426プレミアリーグ193001060——263
2024-2527プレミアリーグ36104110————4111
2025-2628プレミアリーグ2532000————273
通算113231135160——13527
キャリア通算19051208114921223167

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

日本 としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
20212310
202224125
20232552
20242681
20252730
20262821
通算319

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム
2006〜20098日本川崎フロンターレU-12
2010〜201212川崎フロンターレU-15
2013〜201515川崎フロンターレU-18
2016〜201918日本筑波大学

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2020〜202122日本川崎フロンターレ5021
2021〜23イングランドブライトン9120
2021〜202223ベルギーユニオンSG277

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
202123日本日本 U-23
2021〜23日本日本

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
201315川崎フロンターレU-15川崎フロンターレU-18移籍—下部組織への移籍
形態・移籍金は未確認
201618川崎フロンターレU-18日本筑波大学移籍—下部組織への移籍
形態・移籍金は未確認
2020-0222日本筑波大学日本川崎フロンターレフリー移籍—
2021-0824日本川崎フロンターレイングランドブライトン完全移籍—移籍金は非公表・不明
2021-0824イングランドブライトンユニオンSG期限付き移籍—

※ 移籍金が公表された移籍はありません(フリー移籍・期限付き移籍・非公表)。

出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)。日本語版 Wikipedia の情報欄の在籍の切り替わりから作成。形態・移籍金は出典で未確認
日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)

市場価値の推移

報道で伝えられた評価額(市場価値)を、報じた媒体・日付とともに掲載しています。市場価値は算定機関ごとの推定であり、実際に支払われた移籍金(上の表)とは性質が異なるため別表にしています。当サイトが独自に算定した値や、他サイトの算定値を機械的に転載したものは含みません。

評価時点年齢市場価値
(報道値)
備考出典
2026-09-10—39億円
JPY 3.90bn(報道による Transfermarkt 評価額)
報道値(自動抽出)毎日新聞デジタル
2026年9月10日

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

監督クラブ・代表在任
鬼木達日本川崎フロンターレ2017年1月〜2025年1月
森保一日本日本代表2018年8月〜
ロベルト・デ・ゼルビイングランドブライトン2022年9月〜2024年6月
ファビアン・ヒュルツェラーイングランドブライトン2024年6月〜

日本語名を確認できない監督 6 人は掲載していません。

タイトル

クラブ

川崎フロンターレ

個人

獲得メダル

代表チームで獲得したメダルです(銀1)。当サイトの大会結果データとも照合し、食い違いがあれば掲載しません。

アジア競技大会銀 2018 ジャカルタ・パレンバン

出典は英語版 Wikipedia の「メダル獲得記録(Medal record)」節(記事名・版 ID・取得日は「出典」節に記載)。W杯は当サイトの大会結果データでも一致を確認しています。

出典

  1. API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
  2. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
  3. Goal、2025年4月22日、2026年9月11日 取得 https://www.goal.com/en-qa/lists/kaoru-mitoma-wages-salary-earnings/blta7f58d99968ca2c8
  4. Wikipedia 日本語版「三笘薫」、版 ID 110760289、2026年9月11日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%AC%98%E8%96%AB
  5. Wikipedia 英語版「Kaoru Mitoma」、版 ID 1372445590、2026年9月11日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Kaoru_Mitoma
  6. Wikipedia(英語版)、版 ID 1380607893、2026年10月19日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Kaoru_Mitoma
  7. サカノワ、2026年9月24日、2026年10月6日 取得 https://sakanowa.jp/topics/112939
  8. サッカーキング、2026年10月11日、2026年10月11日 取得 https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20261011/2215332.html
  9. サッカーキング、2026年10月16日、2026年10月16日 取得 https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20261016/2217458.html
  10. 毎日新聞デジタル、2026年9月10日、2026年9月11日 取得 https://mainichi.jp/articles/20260910/spp/sp0/002/363000c

※ 出典は媒体名・日付・URL を文字で記載しています(外部サイトへのリンクは行いません)。出典が確認できない数値はページに載せません。

掲載写真は Wikidata API および Wikimedia Commons API を通じて、ライセンス(CC BY-SA / パブリックドメイン等)と作者表示の要件を確認したうえで掲載します。