瀬古歩夢

SOCCERPEDIA / 選手ページ / 日本のサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

日本瀬古歩夢(Ayumu Seko 67、2000年6月7日生)は、日本・大阪出身のサッカー選手。ポジションはDF(ディフェンダー)、2025年からル・アーヴル(リーグ・アン)に所属、背番号は15。日本では2023年から通算20試合0得点を記録している。クラブでは公式戦通算291試合7得点(2016 シーズン以降)。個人賞は2回。

瀬古 歩夢(せこ あゆむ、2000年6月7日 - )は、大阪府大阪市大正区出身のプロサッカー選手。リーグ・アン・ル・アーヴルAC所属。ポジションはミッドフィルダー、ディフェンダー(DF)、ミッドフィールダー(MF)。日本代表。

クラブ経歴

プロ入り前

幼なじみの池田昌生がセレッソ大阪のジュニアユースに入団したことをきっかけに、セレッソ大阪U-12のセレクションを受け合格し入団。

2016年にトップチームに2種登録選手に登録され、セレッソ大阪U-23のメンバーとしてJ3リーグにも出場した。U-23チームがあったおかげで、体の大きな選手を相手にプレーできJ3とJ1ではプレーの質は違うが、トップチームに上がった際に、より早くJ1にも馴染むことができたという。

2017年になると、ユン・ジョンファン監督に評価され、飛び級でトップチームの練習にも参加するようになり、5月24日のルヴァンカップ第6節のヴィッセル神戸でカップ戦ではクラブ最年少となる16歳11か月でトップデビューを果たした。

セレッソ大阪

2019年シーズンは、第10節の松本山雅FC戦でJ1リーグデビューを果たした。低軌道のロングフィードなどビルドアップ能力をロティーナ監督に評価され出場機会を増やし、9月1日、第25節の川崎フロンターレ戦でJ1初ゴールを決めた。年間総失点数25はこの年のJリーグの全カテゴリーを含めて最少失点記録であり、Jリーグ歴代2位、クラブ史上最少失点記録だった。

2020年シーズンは、開幕戦からスタメンで出場。マテイ・ヨニッチとセンターバックでコンビを組んだ。体を張った守備と持ち前の低軌道ロングフィードが機能した。ルヴァンカップでは4試合に出場し、その活躍が評価されて11月2日に2020年度のニューヒーロー賞を受賞した。セレッソ大阪から選出されたのは史上初の快挙となった。リーグ戦では27試合に出場し、同シーズンのベストヤングプレーヤー賞を受賞した。Jリーグとルヴァン杯の新人賞ダブル受賞は、井手口陽介以来、史上4人目となった。

セレッソ大阪 ― 異例の生え抜きセンターバックコンビ

2021年シーズンは、西尾隆矢とセンターバックのコンビを組んだ。20歳と19歳という同ポジションでは異例の若さに加えて、二人揃って下部組織からの生え抜き選手だった。12月7日、二人揃って日本代表に初招集された。

グラスホッパー

2022年1月17日、スイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに完全移籍し、2025年までの3年半契約を結んだ。

2023-24シーズン、レギュラーとしてリーグ戦36試合に出場した。センターバックでの出場希望を監督に伝えているが、チームに同ポジションの選手が多いためダブルボランチでアンカー気味での出場が多かった。

2025年6月16日、契約満了によりグラスホッパーズを退団する旨が発表された。グラスホッパーズではスーパーリーグ117試合に出場した。

ル・アーヴル ― 無名選手から主軸選手へ

2025年7月22日、フランスのル・アーヴルACに2年契約で加入することが発表された。クラブ史上初の日本人選手となった。代表戦では失点に絡む事もあった中、クラブチームで守備的ミッドフィルダーで起用されると躍動し、第9節では1-0の完封勝利に貢献し、フランス大手「レキップ紙」が選ぶ週間ベストイレブンに選出された。3試合連続無失点にも貢献し、クラブの月間MVPにも輝いた。2026年1月4日のアンジェ戦ではセンターバックで起用され、シディキ・シェリフを無得点に抑えた。フランスメディア『PARIS NORMANDIE』は「ヨーロッパの主要クラブが3000万ユーロ近くの移籍金で獲得を狙う19歳のストライカー、シディキ・シェリフを間近で観察した。しかし残念ながら、最適なタイミングではなかった」「もしスカウト陣が万能な守備的MF兼CBも探していたとしたら、視察は全くの無駄ではなかった。ピッチ上で主役をさらったのはシェリフではなく、瀬古であったからだ」と続けた。「(チームメイトの)アルナ・サンガンテの不在により、この日本代表選手はCBで起用され、圧倒的なパフォーマンスを見せた。デュエルでは強く(8回中6勝)ゲームを読む能力も良い(タックル4回、インターセプト1回)。瀬古の素晴らしいパフォーマンスで、シェリフに与えられたチャンスは1回だけだった。ヨーロッパのスカウトたちが攻撃の天才を視察していた一方で、彼らは偶然にも、最高レベルで戦えるDFを発見したのかもしれない」と述べた。その後も下位に位置するチームの中で活躍を続け、現地メディア「Footmercato」は「グラスホッパーから加入した彼は、キープレーヤーとしての地位を瞬く間に確立した。本来のポジションであるセンターバックであれ、ボランチであれ、この日本代表選手は素晴らしいプレーを見せている。ル・アーヴルのリーダーは瀬古だ。ほんの数ヶ月前までは世間に知られていなかったこの日本代表選手は、フランスリーグで瞬く間にその名を馳せている。ソリッドなデュエル、的確なポジショニング、そして驚くほど冷静なプレー。ここ3試合はセンターバックに戻ったものの、輝きを全く失っていない。瀬古は、ストライカーが対戦したくないタイプのディフェンダーであり…ファンは無意識のうちに彼を崇拝している」と讃えた。2度目のクラブ月間MVPを受賞。ルアーブルACサポーターによる年間MVPに選出された際には「間違いなく最も際立った選手だった。彼を引き留めることは出来ないだろう。とはいえ彼が我々とルアーブルで過ごした時間は、かけがえのない思い出として残り続けるはずだ」と評された。

代表経歴

代表

各世代別の代表に選出されていたが、FIFA U-17ワールドカップのメンバー発表では怪我の影響で落選してしまった。

2019年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出され、2年前のU-17ワールドカップの落選から雪辱を果たした。

東京オリンピックを目指す日本代表には当初バックアップメンバーとして招集されていたが、規定が変わったことで本大会メンバーに昇格した。しかし出場機会はなかった。

2023年3月、日本代表に招集された。キリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦で日本代表初出場を果たした。

2026年5月15日、2026 FIFAワールドカップに臨む日本代表に選出された。

プレースタイル

プレースタイル

守備的ミッドフィルダーやセンターバックに適性がある。ル・アーブルAC移籍後にディディエ・ディガールによって守備的ミッドフィールダーで起用された。走行距離はチームトップを記録している。 4バックや3バックでの左センターバックで起用されていた際には対角のフィードや両足から繰り出される攻撃的なパスをロティーナから評価されていた。

人物像

人物

瀬古は日本の漫画・アニメが好きで、特に『名探偵コナン』のファンであることを公言している。フランスのスポーツ紙『レキップ』の独占インタビューでは、「名探偵コナンから自分のプレーに影響を受けた。コナンがベルトのボタンを押す時、ボールが出て来る。彼がボールを蹴ると、犯人が捕まるか、事件が解決する。私は彼のように蹴ることをいつも夢見ていた(笑)。私の本棚は、漫画でいっぱいだった」と語り、サッカーを始めたきっかけも同作の影響であると明かした。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(2件)
2026年10月5日本人コメント瀬古歩夢(本人)/公式インタビュー
ル・アーヴル所属のDF瀬古歩夢は、9月24日から10月5日にかけて日本代表が戦った4試合すべてに先発出場した。W杯後の国際窓での活動で、DF陣の中核として全試合に出場し、ニュージーランド戦では191センチのFW・ウッドと互角以上に対抗するなど高い評価を獲得。記事では森保一監督からも「ディフェンスの中心的存在」と信頼を寄せられており、過去には失点に絡むプレーで批判を浴びたこともあるが、課題と向き合いながら成長を続けている。
「4試合すべてに出たのはポジティブ。自分自身、すごく成長を感じている」

出典:朝日新聞デジタル 2026年10月6日

2026年10月1日本人コメント瀬古歩夢(本人)/試合後会見
キリンカップサッカー2026のエクアドル代表戦(1日、横浜国際競技場)後の会見。ル・アーヴル所属の瀬古は3バックの右でフル出場し、無失点に終わらせた。直近の守備ユニットの負傷者が多く連続先発となった中、相手の特徴を事前に研究した上で対応。試合中の修正力の高さも示し、MF堂安律との連携も進化させた。SNS上で「セコム」と呼ばれることについては気にしないと述べ、代表だからプレーを変えるのではなく、クラブでのプレースタイルを貫いていることを強調。次代を担う世代として、若い選手たちの登用がチーム強化に必要という信念も述べた。
「良い選手がいるのは事前にわかっていたので、試合が始まる前から相手の特徴を見ながらしっかり対応できたかなと思っています」
「前半は自分が少し10番に食いつきすぎて相手の自由が多々あった」
「下からの突き上げないと、このチームも強くなっていかない。自分たちの世代がもっともっと代表で関わって試合に出ることが、日本が強くなるためにも必要だと思うので、どんどん頑張っていきたい」

出典:マイナビニュース 2026年10月1日

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3その他4シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
日本セレッソ大阪U-23201615J3リーグ10————————10
201716J3リーグ110————————110
201817J3リーグ161————————161
201918J3リーグ70————————70
通算351————————351
日本セレッソ大阪U-23201716J1リーグ003000————30
201918J1リーグ1313060————221
202019J1リーグ2710040————311
202120J1リーグ270303050——380
通算6729013050——942
グラスホッパー*2021-2221スイス・スーパーリーグ*130————————130
2022-2322スイス・スーパーリーグ*31032——————342
2023-2423スイス・スーパーリーグ*36110————20391
2024-2524スイス・スーパーリーグ*37010————21401
通算117152————411264
フランスル・アーヴル2025-2625リーグ・アン30000——————300
2026-2726リーグ・アン6000——————60
通算36000——————360
キャリア通算255414213050412917

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

日本 としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
20232230
20242310
20252470
20262590
通算200

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム
——セレッソ大阪U-12
——セレッソ大阪U-15
——セレッソ大阪U-18

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2016〜201915日本セレッソ大阪U-2300
2019〜202118日本セレッソ大阪672
2022〜202521スイスグラスホッパー1181
2025〜24フランスル・アーヴル360

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
201918日本 U-20
202120日本 U-24
2023〜22日本日本

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

選手クラブ期間シーズン 
金鎮鉉日本セレッソ大阪2017〜20214
フォデ・ドゥクレフランスル・アーヴル2025〜20262
リオネル・ムパシフランスル・アーヴル2025〜20262
ムブワナ・サマッタフランスル・アーヴル2025〜20262
ラスール・ンディアイェフランスル・アーヴル2025〜20262
ティモテー・ペンベレフランスル・アーヴル2025〜20262
坂元達裕日本セレッソ大阪2020〜20212

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

監督クラブ・代表在任
森保一日本日本代表2018年8月〜
小菊昭雄日本セレッソ大阪2021年8月〜2024年12月
ディディエ・ディガールフランスル・アーヴル2024年7月〜

日本語名を確認できない監督 11 人は掲載していません。

タイトル

英語の記録名しか確認できないもの(2件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

獲得メダル

英語の記録名しか確認できないもの(1件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。

本文の一部は、ウィキペディア日本語版「瀬古歩夢」(版 111296311)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。

出典

  1. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
  2. Wikipedia(日本語版)「瀬古歩夢」、版 ID 111296311、2026年10月24日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E5%8F%A4%E6%AD%A9%E5%A4%A2
  3. Wikipedia(英語版)、版 ID 1380027178、2026年10月24日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Ayumu_Seko
  4. マイナビニュース、2026年10月1日、2026年10月25日 取得 https://news.mynavi.jp/article/20261001-5058991/
  5. 朝日新聞デジタル、2026年10月6日、2026年10月25日 取得 https://www.asahi.com/articles/ASVB61F8NVB6UTQP00HM.html

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