佐野海舟

SOCCERPEDIA / 選手ページ / 日本のサッカー選手 / 最終更新:2026年9月1日


概要

日本佐野海舟(Kaishu Sano、2000年12月30日生)は、日本出身のサッカー選手。ポジションはMF(ミッドフィールダー)、2024年からマインツ(ブンデスリーガ)に所属、背番号は6。日本では2023年から通算19試合1得点を記録している。クラブでは公式戦通算266試合10得点(2019 シーズン以降)。個人賞は1回。

佐野 海舟(さの かいしゅう、2000年12月30日 - )は、岡山県津山市出身のプロサッカー選手。ブンデスリーガ・1.FSVマインツ05所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。日本代表。

実弟の佐野航大もプロサッカー選手(エールディヴィジ・PSVアイントホーフェン所属)であり、同じく日本代表。

クラブ経歴

プロ入り前

FCヴィパルテを経て米子北高等学校へ進学。1年次からレギュラーを確保し、3年連続で全国高校総体と全国高校サッカー選手権に出場した。

FC町田ゼルビア

2019年より、FC町田ゼルビアへ加入した。監督の相馬直樹からは主にディフェンダー(サイドバック)として起用され、5月5日、J2第12節の水戸ホーリーホック戦で途中出場からプロデビューを果たした。

2020年、監督のポポヴィッチからミッドフィールダー(ボランチ)へのコンバートを受ける。9月6日、J2第17節のFC琉球戦でプロ初ゴールを決めた。

鹿島アントラーズ

2023年、鹿島アントラーズへ完全移籍をした。加入後からすぐにレギュラーの座を掴むと、シーズン通してリーグ戦27試合に出場。JPFAアワードJ1ベストイレブンを受賞した。またシーズン終了後には、ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンからオファーを受けたが、残留した。

1.FSVマインツ05

2024年7月3日、ブンデスリーガの1.FSVマインツ05に完全移籍することが発表された。8月1日にチームに合流。1年目から主力として34試合に出場。昨シーズン残留争いしていたチームだったが、欧州コンペティション出場権を争うリーグ6位で終えた。また佐野は、394kmというリーグトップの走行距離を記録し、デュエル勝利数は209回でリーグ最多、空中戦の勝利は162回で3位、インターセプト65回で最多、スプリント764回で最多、ドリブル32回で最多タイ、さらにトップスピード34.42km/hは3位と海外挑戦1年目ながら活躍した。

代表経歴

日本代表

2023年11月13日、2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に参加する日本代表に、怪我のため辞退した伊藤敦樹の代替選手として追加招集された。世代別代表も含め、日本代表初招集となる。11月16日のミャンマー戦(パナソニックスタジアム吹田)で代表初出場を果たした。

2024年1月1日、AFCアジアカップ2023に臨む日本代表に選出された。後述の不祥事により8月29日発表の代表メンバーからは落選した。2025年5月23日、2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選の残り2試合に臨む日本代表メンバーに復帰。

2026年5月15日、2026 FIFAワールドカップに臨む日本代表に選出された。

2026 FIFAワールドカップ・グループFの第一節オランダ戦とチュニジア戦にスタメン・フル出場。日本は1勝2分の勝ち点5でグループ2位通過をし、ノックアウトステージベスト32でブラジルと対戦。この試合でもボランチでスタメン・フル出場をし、前半29分、ブラジルのカウンターを得意のインターセプトでボールを回収し、ハーフライン付近から1人でボールを持ち運び、ペナルティエリア外からミドルシュートを放ち、先制点となる代表初得点を記録。日本は前半を1-0で折り返したが、後半に2失点を喫し、1-2で敗れ、ベスト32で敗退となった。なお、日本代表においてワールドカップで代表初得点を挙げた初の選手となった。

不祥事 ― 日本代表への復帰

当該容疑により約1年間代表から遠ざかったが、クラブの活躍が認められて2025年6月5日、同月10日に行われる2026FIFAワールドカップ・アジア3次予選のメンバーに弟の航大とともに選ばれ、日本代表に復帰した。

日本代表監督の森保一は会見で佐野について「私自身もコンタクトを取り、深く反省していると強く感じた」、「チームの一員を家族と考えたときに、指導者としてひとりの選手と向き合うなかで、ミスを犯した選手をそのまま社会から葬り去るのか、サッカー界から葬り去るのかということに関しては、再チャレンジする道を家族として与えることのほうがいいのでは、ということで判断しました」と話した。日本サッカー協会は、相手方への謝罪と話し合い、本人の反省、不起訴処分を選出理由として説明した。佐野も28日に謝罪会見を開いて多方面に大きな迷惑をかけたことを陳謝し、「甘さがあった」「自分に対する賛否がもちろんあるのを知っているし、でも自分にできることを考えて、僕は日本のサッカーのために戦うしかないと思っている。プレーで行動で示していきたい」と今後の決意を語った。

プレースタイル

プレースタイル

主に守備的ミッドフィールダーで起用されているが、左右のサイドバックやセンターバックで起用されることもある。マインツ所属時にもセンターバックで起用された。

ボール奪取に優れている。タックルを仕掛けてインターセプトでボールを奪い切り、そのまま攻撃へと繋げる。危機察知能力の高さやフィジカルの強さに定評があり、相手のチャンスの芽を摘み取り、ボールを繋げる能力も高い。このように、ボールを回収してそのまま運んでいく一連の流れが、名前(海舟)にかけて俗に「佐野回収」といわれることもある。

ダブルタッチで相手を交わしてゴールを決めることや高い位置でのインターセプトでゴールに繋げることもできる。

人物像

不祥事

2024年7月17日、不同意性交容疑で警視庁本富士警察署に逮捕された。知人の20代の男ら2人と共謀し、東京都文京区湯島のラブホテルで30代女性に性的暴行を加えた疑いで勾留された。警察の取り調べに対して容疑を認めているとも報じられたが、その後釈放され、不起訴処分となった。

釈放時に「私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまった事を心よりお詫び申し上げます。(中略)現在、私は自分の行動の結果を真摯に受け止め、何をすべきか、一歩一歩前進し、信頼回復に努めていこうと考えております。この度は誠に申し訳ございませんでした」とのコメントを残している。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(3件)
2026年10月13日チームメイト評ポール・ネーベル(チームメイト)/公式インタビュー
マインツのドイツ人MFネーベルがドイツ紙のインタビューで、チームメートの佐野海舟について言及した。北中米W杯決勝トーナメントでブラジル戦のゴールを決め、今夏は複数のプレミアリーグクラブから関心を報じられている佐野について、ネーベルは市場価値が5000万ユーロ(約89億円)に達すると評価し、素晴らしい選手であり人間でもあると述べた。
「佐野海舟だ! マインツでは今や誰もが彼のことを知っている。」

出典:Yahoo!ニュース 2026年10月13日

2026年10月4日本人コメント佐野海舟(本人)/試合後会見
マインツに残留した佐野海舟が、ブンデスリーガ第2節のハンブルク戦後の会見で、メガクラブへの移籍が実現しなかったことを受けて、今後の課題について言及した。これまで守備の能力で評価されてきた佐野だが、より高い評価を得るためには得点・アシストなど攻撃面での数字が必要だと認識。守備の基準を下げることなく、攻撃での貢献を増やす選手を目指す意思を示し、マインツでの成長を通じて欧州トップクラブが『獲らないわけにはいかない選手』になることを目標としている。
「やっぱり、もっと評価されないといけない」
「やっぱり、もっと評価されないといけないというのは感じています。今できているプレーに付け足して、結果の部分。」
「打てたと思います。そこは修正するところかなと思います」

出典:ライブドアニュース 2026年10月8日

2026年10月1日本人コメント佐野海舟(本人)/試合後会見
キリンカップサッカー2026のエクアドル代表戦後、マインツから日本代表で先発出場した佐野海舟がボランチでの自身のパフォーマンスを振り返った。守備での積極的な前からのプレスが機能したことを評価しつつ、攻撃時のボール保持や守備時の引き際など、試合全体を通じた改善点を指摘。インターセプトから攻撃に繋がるプレーの質向上と多角的な対応パターンの構築に向けて、さらなる成長への貪欲さを示した。
「良いトライができた」
「少し間延びする時間も多く、オープンな展開になる時間も多かった。中盤の選手としてもう少し奪った後のボール、ゲームコントロールもそうですが、ディフェンスの時に少しブロックを引く時間を作っても良かったかな」
「やり続ける部分と、試合の中で修正して、パターンを多く増やすことが大事」

出典:マイナビニュース 2026年10月1日

個人成績

数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。

クラブ

クラブシーズン年齢ディビジョンリーグ国内カップ1リーグカップ2大陸大会3シーズン通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
日本町田ゼルビア201918J2リーグ21010————220
202019J2リーグ41100————411
202120J2リーグ34610————356
202221J2リーグ20110————211
通算11673000——1197
日本鹿島アントラーズ202322J1リーグ2711070——351
202423J1リーグ2001020——230
通算4712090——581
ドイツマインツ2024-2523ブンデスリーガ34020————360
2025-2624ブンデスリーガ34120——111472
2026-2725ブンデスリーガ5010————60
通算73150——111892
キャリア通算23691009011126610

1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

代表

日本 としての年別成績です。親善試合を含みます。

年年齢出場得点得点グラフ
20232210
20242340
20252470
20262571
通算191

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

所属チーム

ユース

期間年齢チーム
2007〜20126FCヴィパルテU-12(津山市立鶴山小学校)
2013〜201512FCヴィパルテU-15(津山市立中道中学校)
2016〜201815日本米子北高等学校

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

クラブ

期間年齢チーム出場得点
2019〜202218日本町田ゼルビア1168
2023〜202422日本鹿島アントラーズ461
2024〜23ドイツマインツ34—

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は国内リーグ戦の合計で、カップ戦・大陸大会を含む内訳は「個人成績」の表にあります。

代表

期間年齢チーム
2023〜22日本日本

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
201615FCヴィパルテU-15(津山市立中道中学校)米子北高等学校移籍—下部組織への移籍
形態・移籍金は未確認
201918米子北高等学校日本町田ゼルビア移籍—形態・移籍金は未確認
2023-0122日本町田ゼルビア日本鹿島アントラーズ完全移籍—移籍金は非公表・不明
2024-0723日本鹿島アントラーズドイツマインツ完全移籍4.4億円
€2,500,000
移籍金は非公表・不明
移籍金は英語版 Wikipedia のシーズン記事による

出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)。日本語版 Wikipedia の情報欄の在籍の切り替わりから作成。形態・移籍金は出典で未確認
日本語版 Wikipedia(経歴)・API-Football(移籍データ)。移籍の有無と移籍先は日本語版 Wikipedia の情報欄、日付・形態・移籍金は API-Football の掲載値。億円換算は ECB レート(2026-10-21 時点)

年俸の推移

報道・公開資料に載った年俸を、その媒体・日付とともに掲載しています(当サイトの推定ではありません)。基本給・ボーナス・肖像権収入の扱いは情報源により異なります。出典が確認できない値は掲載しません。

時期年齢所属年俸
(報道値)
備考出典
2026-2725ドイツマインツ1.6億円
€0.84m(FussballTransfers.comのMainz 05 Gehälterページに掲載された「Jahresgehalt」(年俸840K€)をそのまま使用(月額70K€×12と一致)。契約は2028年6月まで。シーズン表記は明記されておら)/1ユーロ=185円で換算
FussballTransfers.com

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

市場価値の推移

報道で伝えられた評価額(市場価値)を、報じた媒体・日付とともに掲載しています。市場価値は算定機関ごとの推定であり、実際に支払われた移籍金(上の表)とは性質が異なるため別表にしています。当サイトが独自に算定した値や、他サイトの算定値を機械的に転載したものは含みません。

評価時点年齢市場価値
(報道値)
備考出典
2026-10-04—8億円
JPY 800.0m
報道値(自動抽出)FOOTBALL ZONE
2026年10月4日

人物相関

所属履歴と出場記録から機械的に算出しています。個人の交友関係についての評価は含みません。

共にプレーした選手

同じクラブ・同じシーズンに両者とも出場記録がある選手を、シーズン数の多い順に並べています。取得元(API-Football)のシーズン名簿は 2010-11 シーズン以降しか無いため、それ以前に一緒にプレーしたシーズンは数に入りません。

指導を受けた監督

本人の在籍期間と監督の在任期間の重なりから算出しています。取得元(API-Football)に在任期間の登録がある監督だけが対象で、古い年代の監督は登録が無いため出ていません。

日本語名を確認できない監督 8 人は掲載していません。

タイトル

個人

本文の一部は、ウィキペディア日本語版「佐野海舟」(版 111363253)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。

出典

  1. API-Football(移籍データ)、2026年10月22日 取得 https://www.api-football.com/
  2. API-Football(選手・監督データ)、2026年10月25日 取得 https://www.api-football.com/
  3. FOOTBALL ZONE、2026年10月4日、2026年10月5日 取得 https://www.football-zone.net/archives/677616
  4. FussballTransfers.com、2026年10月23日 取得 https://www.fussballtransfers.com/verein/1-fsv-mainz-05/gehalter
  5. Wikidata、2026年10月25日 取得 https://www.wikidata.org/
  6. Wikipedia(日本語版)「佐野海舟」、版 ID 111363253、2026年10月13日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E9%87%8E%E6%B5%B7%E8%88%9F
  7. Wikipedia(英語版)、版 ID 1379654755、2026年10月13日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Kaish%C5%AB_Sano
  8. Yahoo!ニュース、2026年10月13日、2026年10月15日 取得 https://news.yahoo.co.jp/articles/c84e27167d8a70652baf4a433a5cfb0cb8cb7eae
  9. マイナビニュース、2026年10月1日、2026年10月15日 取得 https://news.mynavi.jp/article/20261001-5058993/
  10. ライブドアニュース、2026年10月8日、2026年10月15日 取得 https://news.livedoor.com/article/detail/32524074/

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