概要
ケビン・キーガン(Kevin Keegan、1951年2月14日 - 2026年7月20日)は、アームソープ出身の元サッカー選手。ポジションはFW。イングランドでは1972年から通算63試合21得点を記録している。クラブでは公式戦通算744試合254得点(1968-69 シーズン以降)。クラブ・代表で通算19個のタイトルを獲得、個人賞は37回(PFA チーム・オブ・ザ・イヤー 5回、プレミアリーグ月間最優秀監督 5回)。
ジョゼフ・ケビン・キーガン(Joseph Kevin Keegan OBE、1951年2月14日 - 2026年7月20日)は、イングランド・ドンカスター出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはFW、MF。バロンドールを2度受賞している。
クラブ経歴
在籍期間と成績から組み立てた説明です。出典の無い評価は含みません。
1968-69〜1970-71にスカンソープ・ユナイテッドで3 シーズンを過ごした、公式戦通算141試合22得点、リーグは4部リーグ。
1971-72〜1976-77にリヴァプールで6 シーズンを過ごした、公式戦通算323試合100得点、リーグは1部リーグ、1971にスカンソープ・ユナイテッドから移籍(移籍金は非公表)。
1977-78〜1979-80にハンブルガーSVで3 シーズンを過ごした、公式戦通算113試合40得点、リーグはブンデスリーガ、1977にリヴァプールから移籍(移籍金は非公表)。
1980-81〜1981-82にサウサンプトンで2 シーズンを過ごした、公式戦通算80試合42得点、リーグは1部リーグ、1980にハンブルガーSVから移籍(移籍金は非公表)。
1982-83〜1983-84にニューカッスル・ユナイテッドで2 シーズンを過ごした、公式戦通算85試合49得点、リーグは2部リーグ、1982にサウサンプトンから移籍(移籍金は非公表)。
1985にブラックタウン・シティで1 シーズンを過ごした、リーグはナショナル・サッカーリーグ、1982にニューカッスル・ユナイテッドから移籍(移籍金は非公表)。
代表経歴
代表での出場記録とメダルから組み立てた説明です。
1972年にイングランドでの出場記録が始まり、1982年までに通算63試合21得点を記録した。
監督経歴
指導者として
1992-93シーズンに当時ディヴィジョン1(現在のフットボールリーグ・チャンピオンシップ、2部リーグに相当)のニューカッスルを指揮し優勝、プレミアリーグ昇格を決めている。
1995-96シーズンはブラックバーンから獲得したアラン・シアラーを擁して快進撃し、一時は2位に12ポイントを付けて首位を独走する活躍を見せた(最終的にはマンチェスター・ユナイテッドに逆転されて2位に終わった)。1998-99シーズンはディビジョン2(現在のフットボールリーグ1、3部相当)のフルハムを指揮し優勝に導いた。
これらのクラブでの手腕が認められ1999年2月にグレン・ホドルの後任としてイングランド代表監督に就任。翌年のEURO2000出場に導き本大会でも指揮を執ったが、1勝2敗で1次リーグ敗退に終わる。そして10月7日にウェンブリー・スタジアム最後の試合として行われたドイツとのFIFAワールドカップ・予選(0-1、ディートマー・ハマンの得点)に敗れ辞任をした。
2001-02シーズンには再びクラブチームを指揮するようになり、ディヴィジョン1にいたマンチェスター・シティを優勝に導きプレミアリーグへ昇格させた。
そして2008年1月、途中解任されたサム・アラダイスの後任として1997年以来11年ぶり2度目のニューカッスル監督に就任した。しかし、オーナーであったマイク・アシュリーと対立し、わずか8ヶ月で辞任することとなった。
人物像
選手として
1970年代中盤から1980年代初頭のイングランドを代表する選手。小柄ながら豊富なスタミナでフィールドを駆け回り「マイティ・マウス」と呼ばれた。
1968年スカンソープ・ユナイテッドでプロデビュー。3シーズンを過ごした後、1971年にリヴァプールへ移籍、1972-73シーズン、UEFAカップ決勝、ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦のファーストレグでは2ゴールを決め、同大会の優勝に大きく寄与した。1975-76シーズン、UEFAカップ決勝、ブルージュ戦では第1戦、2戦で共に得点を決め、大きく優勝に貢献した。1976-77シーズン、チャンピオンズカップ決勝でアラン・シモンセン擁するボルシア・メンヒェングラートバッハを3-1で破りリヴァプールにクラブ初のチャンピオンズカップ優勝をもたらすなど、数多くのタイトル獲得に貢献し、リヴァプールサポーターのアイドル的存在であり、リヴァプールでは323試合100ゴールの成績を残した。
その後、1977年にドイツのハンブルガーSVへ移籍) 。当時は英国から海外へ移籍する例、または移籍先で成功する例が少なかった事から活躍が懸念されたが、ハンブルクでも中心選手として1978-79シーズンのドイツ・ブンデスリーガ制覇、翌1979-80シーズン、UEFAチャンピオンズカップ決勝進出に貢献した。1980年よりイングランドに復帰、サウサンプトンでプレー、1982年には26ゴールを決める活躍で、PFA年間最優秀選手賞を受賞、その当時2部のニューカッスルに移籍、1984年に引退した。
これらの活躍により1978年、1979年と2年連続でバロンドール(欧州最優秀選手)を受賞したが、イングランド代表での活躍には縁が無く、唯一のワールドカップ出場となった1982年のワールドカップ・スペイン大会では怪我が影響し、1試合出場のみに終わっている。イングランド代表通算63キャップ21得点。
晩年
キーガンは2026年1月、ステージ4の癌であることを公表して治療に入ることを発表していた。同年7月20日に亡くなったとリヴァプールFCと家族が発表した。。
個人成績
数値は英語版 Wikipedia の Career statisticsです。当サイトによる補完・推計は行っていません。記録が無い項目は「—」です(0 ではありません)。
クラブ
| クラブ | シーズン | 年齢 | ディビジョン | リーグ | 国内カップ1 | リーグカップ2 | 大陸大会3 | その他4 | シーズン通算 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 1968-69 | 17 | 4部リーグ | 33 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | — | — | — | — | 35 | 2 | |
| 1969-70 | 18 | 4部リーグ | 46 | 6 | 7 | 3 | 1 | 0 | — | — | — | — | 54 | 9 | |
| 1970-71 | 19 | 4部リーグ | 45 | 10 | 6 | 0 | 1 | 1 | — | — | — | — | 52 | 11 | |
| 通算 | 124 | 18 | 14 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 141 | 22 | |||
| 1971-72 | 20 | 1部リーグ | 35 | 9 | 3 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 42 | 11 | |
| 1972-73 | 21 | 1部リーグ | 41 | 13 | 4 | 0 | 8 | 5 | 11 | 4 | 0 | 0 | 64 | 22 | |
| 1973-74 | 22 | 1部リーグ | 42 | 12 | 9 | 6 | 6 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 61 | 19 | |
| 1974-75 | 23 | 1部リーグ | 33 | 10 | 2 | 1 | 3 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 42 | 12 | |
| 1975-76 | 24 | 1部リーグ | 41 | 12 | 2 | 1 | 3 | 0 | 11 | 3 | 0 | 0 | 57 | 16 | |
| 1976-77 | 25 | 1部リーグ | 38 | 12 | 8 | 4 | 2 | 0 | 8 | 4 | 1 | 0 | 57 | 20 | |
| 通算 | 230 | 68 | 28 | 14 | 23 | 6 | 40 | 12 | 2 | 0 | 323 | 100 | |||
| 1977-78 | 26 | ブンデスリーガ | 25 | 6 | 4 | 4 | — | — | 4 | 2 | 2 | 0 | 35 | 12 | |
| 1978-79 | 27 | ブンデスリーガ | 34 | 17 | 1 | 0 | — | — | — | — | 0 | 0 | 35 | 17 | |
| 1979-80 | 28 | ブンデスリーガ | 31 | 9 | 3 | 0 | — | — | 9 | 2 | 0 | 0 | 43 | 11 | |
| 通算 | 90 | 32 | 8 | 4 | 0 | 0 | 13 | 4 | 2 | 0 | 113 | 40 | |||
| 1980-81 | 29 | 1部リーグ | 27 | 11 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 32 | 12 | |
| 1981-82 | 30 | 1部リーグ | 41 | 26 | 1 | 1 | 2 | 1 | 4 | 2 | 0 | 0 | 48 | 30 | |
| 通算 | 68 | 37 | 5 | 2 | 3 | 1 | 4 | 2 | 0 | 0 | 80 | 42 | |||
| 1982-83 | 31 | 2部リーグ | 37 | 21 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 41 | 21 | |
| 1983-84 | 32 | 2部リーグ | 41 | 27 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 44 | 28 | |
| 通算 | 78 | 48 | 3 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 85 | 49 | |||
| 1985 | 34 | ナショナル・サッカーリーグ | 2 | 1 | — | — | — | — | — | — | 0 | 0 | 2 | 1 | |
| キャリア通算 | 592 | 204 | 58 | 23 | 33 | 9 | 57 | 18 | 4 | 0 | 744 | 254 | |||
1. 国内カップ戦(コパ・デル・レイ、FAカップ、天皇杯など) 2. リーグカップ(EFLカップ、JリーグYBCルヴァンカップなど) 3. 大陸大会(UEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグなど) 4. 国内スーパーカップ・国際大会・プレーオフなど(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、リーグスカップ等) 年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
代表
イングランド としての年別成績です。親善試合を含みます。
| 年 | 年齢 | 出場 | 得点 | 得点グラフ |
|---|---|---|---|---|
| 1972 | 20 | 1 | 0 | |
| 1973 | 21 | 1 | 0 | |
| 1974 | 22 | 7 | 2 | |
| 1975 | 23 | 8 | 2 | |
| 1976 | 24 | 9 | 2 | |
| 1977 | 25 | 8 | 2 | |
| 1978 | 26 | 6 | 3 | |
| 1979 | 27 | 8 | 5 | |
| 1980 | 28 | 6 | 3 | |
| 1981 | 29 | 5 | 1 | |
| 1982 | 30 | 4 | 1 | |
| 通算 | 63 | 21 | ||
年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。
監督成績
在任別・通算
英語版 Wikipedia の Managerial statistics の値です(Wikipedia(英語版)、revid 1378967908)。勝率は勝利数÷試合数。当サイトによる補完・推計は行っていません。
| 在任期間 | 年齢 | チーム | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1992.02〜1997.01 | 40 | 251 | 138 | 51 | 62 | 55.0% | |
| 1998.05〜1999.05 | 47 | 61 | 38 | 12 | 11 | 62.3% | |
| 1999.02〜2000.10 | 47 | 18 | 7 | 7 | 4 | 38.9% | |
| 2001.05〜2005.03 | 50 | 176 | 77 | 39 | 60 | 43.8% | |
| 2008.01〜2008.09 | 56 | 22 | 7 | 6 | 9 | 31.8% | |
| 通算 | 528 | 267 | 115 | 146 | 50.6% | ||
所属チーム
ユース
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 1967〜1968 | 15 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
クラブ
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 1968〜1971 | 16 | |
| 1971〜1977 | 19 | |
| 1977〜1980 | 25 | |
| 1980〜1982 | 28 | |
| 1982〜1984 | 30 | |
| 1982〜1984 | 30 | |
| 1985 | 33 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
代表
| 期間 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|
| 1972〜1982 | 20 |
「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。
監督
| 在任 | 年齢 | チーム | 役職 |
|---|---|---|---|
| 1992〜1997 | 40 | 監督 | |
| 1998〜1999 | 46 | 監督 | |
| 1999〜2000 | 47 | 監督 | |
| 2001〜2005 | 49 | 監督 | |
| 2008〜2008 | 56 | 監督 |
移籍金・年俸・市場価値の推移
移籍履歴
掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。
| 時期 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 形態 | 移籍金 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1971 | 20 | 移籍 | — | 形態・移籍金は未確認 | ||
| 1977 | 26 | 移籍 | — | 形態・移籍金は未確認 | ||
| 1980 | 29 | 移籍 | — | 形態・移籍金は未確認 | ||
| 1982 | 31 | 移籍 | — | 形態・移籍金は未確認 | ||
| 1982 | 31 | 移籍 | — | 形態・移籍金は未確認 |
※ 移籍金が公表された移籍はありません(フリー移籍・期限付き移籍・非公表)。
出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)。日本語版 Wikipedia の情報欄の在籍の切り替わりから作成。形態・移籍金は出典で未確認
タイトル
クラブ
リヴァプール(選手)
- フットボールリーグ1部:3回(1972-73, 1975-76, 1976-77)
- FAカップ:2回(1973-74, 1976-77)
- 欧州チャンピオンズカップ:1回(1976-77)
- UEFAカップ:2回(1972-73, 1975-76)
その他
- ブンデスリーガ:1回(1978-79)
- ヨーロピアンカップ準優勝:1回(1979-80)
ニューカッスル(監督)
- フットボールリーグ1部:1回(1992-93)
マンチェスター・シティ(監督)
- フットボールリーグ1部:1回(2001-02)
個人
- バロンドール:2回(1978, 1979)
- キッカー誌 ブンデスリーガ シーズンベストイレブン:3回(1977-78, 1978-79, 1979-80)
- PFA チーム・オブ・ザ・イヤー:5回(1975-76, 1976-77, 1981-82, 1982-83, 1983-84)
- FWA年間最優秀選手:1回(1975-76)
- PFA年間最優秀選手:1回(1981-82)
- FIFA 100(偉大な選手100人)
- オンズ・ダルジャン:2回(1976, 1980)
- オンズドール:2回(1977, 1979)
- プレミアリーグ月間最優秀監督:5回(1993, 1994, 1995, 1995, 1995)
英語の記録名しか確認できないもの(12件)は、日本語名を確認できるまで掲載していません。
本文の一部は、ウィキペディア日本語版「ケビン・キーガン」(版 110352791)の記述を https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja(CC BY-SA 4.0)のもとで転載・編集したものです。当該部分は同ライセンスで再利用できます。成績・タイトル等の数値は各表の出典に基づきます。
出典
- RSSSF、2026年9月13日 取得 https://rsssf.org/miscellaneous/onze-awards.html
- Wikidata、2026年10月25日 取得 https://www.wikidata.org/
- Wikipedia(日本語版)「ケビン・キーガン」、版 ID 110352791、2026年10月14日 取得 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3
- Wikipedia(英語版)、版 ID 1378967908、2026年10月21日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Kevin_Keegan
※ 出典は媒体名・日付・URL を文字で記載しています(外部サイトへのリンクは行いません)。出典が確認できない数値はページに載せません。
関連項目
- スカンソープ・ユナイテッド
- リヴァプール
- ハンブルガーSV
- サウサンプトン
- ニューカッスル・ユナイテッド
- ブラックタウン・シティ
- フラム
- イングランド代表
- マンチェスター・シティ
- イングランド
- フットボールリーグ1部
- FAカップ
- 欧州チャンピオンズカップ
- UEFAカップ
- ブンデスリーガ
- ヨーロピアンカップ準優勝
- PFA チーム・オブ・ザ・イヤー
- プレミアリーグ月間最優秀監督
- キッカー誌 ブンデスリーガ シーズンベストイレブン
掲載写真は Wikidata API および Wikimedia Commons API を通じて、ライセンス(CC BY-SA / パブリックドメイン等)と作者表示の要件を確認したうえで掲載します。