ダヴィデ・アンチェロッティ

SOCCERPEDIA / 監督ページ / イタリアのサッカー監督 / 最終更新:2026年9月1日


概要

イタリアダヴィデ・アンチェロッティ(Davide Ancelotti、1989年7月22日生)は、パルマ出身のサッカー監督。2026からリールの監督を務めている。これまでに2クラブを指揮した。

ダヴィデ・アンチェロッティは、1989年7月22日生まれのイタリア出身のサッカー指導者で、元選手である。現役時代はミランに所属したミッドフィールダーだった。現在はリーグ・アンのリールで監督を務めている。

クラブ経歴

生い立ちと現役時代

パルマに生まれた。父は選手・指導者として知られるカルロ・アンチェロッティで、ダヴィデも父と同じ道を歩み、ミランでプロ選手となってミッドフィールダーとしてプレーした。

その後ボルゴマネーロへローン移籍し、続けて完全移籍した。2009年に20歳で現役を引退し、指導者の道に進んだ。22歳のときにはスポーツ科学の学位を取得している。

監督経歴

指導者としての初期

指導者としての最初の仕事は2012年で、父が監督を務めていたパリ・サンジェルマンにフィットネスコーチとして加わった。その後、父がレアル・マドリードの監督に就任してスペインへ移ると、ダヴィデも同行し、クラブのフィットネスコーチのアシスタントを務めた。

アシスタントコーチ時代

2016年にUEFA Aライセンスを取得し、クラス首位で修了した。同年、父が率いるバイエルン・ミュンヘンでアシスタントコーチに就任した。2018年に父がナポリの監督となるとここでも補佐役を務め、2019年11月にはローマとのアウェー戦で父が出場停止となったため代わって指揮を執った。試合は1–2の敗戦で、これが監督としてのデビュー戦となった。

2019年12月にはイングランドへ渡り、エバートンで父のアシスタントとなった。同じくアシスタントのダンカン・ファーガソンとともに、練習を担当した。

その後、父とともにレアル・マドリードに戻った。2022年4月、父が新型コロナウイルスに感染した際にはセルタ戦で指揮を執るとの噂が出た。しかし当時はUEFAプロライセンスを持たず、タッチライン際に立つことは認められたものの、チームに指示を出すことはできなかった。2023年7月にウェールズの講座を修了してUEFAプロライセンスを取得した。2025年6月にはブラジル代表のアシスタントコーチに就任することが発表された。

ボタフォゴ

2025年7月8日、ブラジル・セリエAのボタフォゴの監督就任が発表され、初めて監督を務めることになった。契約期間は2026年12月までで、解任されたレナト・パイヴァの後任である。初めて指揮を執ったのは4日後で、2025年シーズン第13節のヴァスコ・ダ・ガマ戦(ブラジリア開催)に勝利した。ブラジルサッカー連盟への監督登録がまだ完了していなかったため、このときの試合報告書にはゴールキーパーコーチのアシスタントとして署名した。

デビューの2日後の2025年7月14日、ニルトン・サントス競技場での記者会見で正式にお披露目された。同年12月、チームがリーグ6位で終えたことを受けて解任された。

リール

2026年6月1日、2026–27年シーズンのリーグ・アンに向けて、リールの新監督に就任することが発表された。契約期間は2028年6月までである。

プレースタイル・指導スタイル

指導スタイル

フィットネスコーチの経歴を生かし、試合前のウォームアップを自ら率いることが多い。エバートンでは、コンディショニング責任者のフランチェスコ・マウリとともにこれを行っていた。父と密接に連携して仕事を進め、二人は互いにアイデアを出し合うことが多く、ダヴィデは補佐役にとどまらなかった。

発言集

一次情報の発言のみ収録。1回の会見につき主要な発言を最大3つ引用し、他は解説で要約しています。

2026-27シーズン(7件)
2026年10月25日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(監督)/試合前会見
リールの監督アンチェロッティが、今夏加入した日本代表FW上田綺世の状態について、10月25日のモナコ戦前会見で言及した。上田は10月13日のチャンピオンズリーグ・アーセナル戦で左足底筋膜断裂の怪我を負い、戦線を離脱していた。アンチェロッティは治療の進捗が順調であることを明かし、11月のインターナショナルブレイク明けには確実に復帰できるとの見通しを示した。
「順調に回復している」
「当初の予想通り、復帰まで3〜4週間かかる見込みだ。現在は2週目が終わろうとしているところだから、(11月の)インターナショナルブレイク明けには確実に復帰できるだろう。」

出典:サッカーキング 2026年10月25日

2026年10月17日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(監督)/公式インタビュー
リール監督アンチェロッティは、アーセナルとのCL第2節で左足かかとを負傷した上田綺世について、復帰時期が不透明であることを説明した。単なる足底筋膜炎などではなく「特殊なケガ」の性質から、治療経過や選手の痛みの感じ方に大きく左右されるため、正確な離脱期間を伝えられないという状況を明かした。攻撃の中核を担う上田の戦線離脱がリールに及ぼす影響は大きいとみられている。
「少し特殊なケガ」
「長引かないことを」

出典:FOOTBALL ZONE 2026年10月17日

2026年10月13日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(監督)/試合後会見
リール監督アンチェロッティが、チャンピオンズリーグ第2節でのアーセナル戦後の試合後会見での発言。リールはアーセナルのホームで0-3で敗北。アンチェロッティは、前半60分は守備を含めてチームが機能していたと評価しつつ、後半わずか5分で3失点した展開を厳しく批判。一方で攻撃面での良い兆しを指摘し、チームの今後の前進を強調した。
「この結果はふさわしいものではなかったし、非常に厳しい結果だ。しかしこの場所で良い結果を出すには、多くの要素が我々に味方する必要がある。」
「守備面では良い部分も見られたよ。60分間しっかりと守れていたチームにとって、この結果はあまりに厳しいものだ。」

出典:Goal.com 日本語版 2026年10月13日

2026年10月8日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(本人)/試合前会見
リール監督は10月8日の会見で、上田綺世とオリヴィエ・ジルーの2トップについて、実現可能な戦術オプションであることを認めた。9月のニース戦で64分から2人を並べた経験があるが、先発での共存ではなく、試合終盤の攻撃的な局面での投入を想定していることを明確にした。布陣上の制約により、基本形での2トップは難しいとの判断も示している。
「最後の30分」

出典:Yahoo!ニュース 2026年10月13日

2026年10月3日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(本人)/公式インタビュー
レアル・マドリードの元アシスタントコーチであるダヴィデ・アンチェロッティが、スペイン紙ディアリオ・ASのインタビューで、ヴィニシウスとシャビ・アロンソ監督をめぐる交代時の騒動に言及した。あの一件がマドリードの無冠の原因とは見ていないと語っている。ヴィニシウスの行動は非難しすぎるべきではないとし、交代を受け入れたがらない選手は珍しくなく、自分たちの下では誰からも否定的な反応はなかったと振り返った。一方で、本人にミスの自覚があることも認めている。
「あの場面が原因で、レアル・マドリードが主要タイトルを逃したとは思わない。」
「ヴィニがやったことは、クロースも千回はやっている。モドリッチやカゼミロもそうだ。」
「ヴィニ本人が、自分がミスをしたことを一番よく分かっている。でも、それはもう過去の話だ。」

出典:Softfootball - Where football truly comes alive! 2026年10月3日

2026年9月15日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(本人)/公式インタビュー
リール監督のダヴィデ・アンチェロッティが、同クラブに所属する上田綺世が一員となった現在のチームについてコメント。開幕4試合で首位に立つなか、前任者が築いたチームのスタイルを尊重しながらも、自らのサッカー哲学を加えていく方針を示している。パリ・サンジェルマンとの直接対決で2-2と引き分けた直後の発言で、さらなる改善の余地があると認識しつつも、居心地の良さと幸福感を表現している。
「サッカーでは結果を出すことがとても重要」
「私が来る前に、とても良い仕事がされていた。それを尊重している。」
「エネルギーと規律を持ってプレイするチーム、勇敢なサッカーを見たい。最優先はボールを失わないこと。」

出典:Yahoo!ニュース 2026年9月15日

2026年9月12日本人コメントダヴィデ・アンチェロッティ(監督)/公式インタビュー
リール監督アンチェロッティが、8月末の移籍直後から連続ゴールを記録している上田綺世を高く評価した。リーグ・アン第3節トゥールーズ戦でのデビュー決勝ゴール、CL第1節ベティス戦での先制点に続く活躍について、アンチェロッティは上田の規律正しさと敬意を重んじる姿勢、そしてストライカーとしての優れた動き、特にゴール前でのポジショニングやディフェンスの背後を突く動きの巧みさを賞賛している。
「アヤセは非常に規律正しく、素晴らしい教育を受けてきた選手だ。礼儀正しく、敬意を重んじている。」
「彼には彼なりの資質がある。以前にも言ったが、彼は非常に興味深い動きをするストライカーで、特にゴール前での動きは秀逸だ。」

出典:マイナビニュース 2026年9月12日

監督成績

在任別・通算

英語版 Wikipedia の Managerial statistics の値です(Wikipedia(英語版)、revid 1375880992)。勝率は勝利数÷試合数。当サイトによる補完・推計は行っていません。

在任期間年齢チーム試合勝分敗勝率
2025.07〜2025.1235ブラジルボタフォゴ331511745.5%
2026.06〜現在36フランスリール631250.0%
通算391812946.2%

所属チーム

ユース(選手時代)

期間年齢チーム
2007〜200917イタリアACミラン

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

クラブ(選手時代)

期間年齢チーム
2008〜200918イタリアACミラン
2008〜200918イタリアボルゴマネーロ*
200919イタリアボルゴマネーロ*

「期間」の出典は成績が記録されているシーズンの範囲(API-Football。取得元に古いシーズンの登録が無い場合、実際の加入年より後になります)。出場・得点は取得元に記録がないため掲載していません。

監督

在任年齢チーム役職
2025〜202535ブラジルボタフォゴ監督
2026〜36フランスリール監督

移籍金・年俸・市場価値の推移

移籍履歴

掲載しているのは公表された実際の移籍金です(市場価値は別表)。金額が非公表・不明の場合は「—」と表記します(0 円ではありません)。

時期年齢移籍元移籍先形態移籍金備考
200818イタリアACミランASDCボルゴマネーロ*期限付き移籍—期間・移籍金は未確認
200919イタリアACミランASDCボルゴマネーロ*移籍—形態・移籍金は未確認

※ 移籍金が公表された移籍はありません(フリー移籍・期限付き移籍・非公表)。

出典: 日本語版 Wikipedia(経歴)。日本語版 Wikipedia の情報欄の在籍の切り替わりから作成。形態・移籍金は出典で未確認

年俸の推移

報道・公開資料に載った年俸を、その媒体・日付とともに掲載しています(当サイトの推定ではありません)。基本給・ボーナス・肖像権収入の扱いは情報源により異なります。出典が確認できない値は掲載しません。

時期年齢所属年俸
(報道値)
備考出典
2026-2737フランスリール2.6億円
€1.4m(SalaryLeaks監督ページのGross (Per Year)の値。本文では月給€120,000(年€1.44百万)と報じられている。ボーナス最大€500,000は含まない(ボーナス込みは€1.9M)。契約は2026年7月〜2028年6)/1ユーロ=185円で換算
SalaryLeaks

年齢はその期間の開始時点の満年齢です(シーズン表記は欧州リーグ=8月、単年表記は3月を起点に計算)。

出典

  1. FOOTBALL ZONE、2026年10月17日、2026年10月17日 取得 https://www.football-zone.net/archives/679525
  2. Goal.com 日本語版、2026年10月13日、2026年10月14日 取得 https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/ayase-ueda-ratings-lille-arsenal-202061014/blt43b60f37f9fda5eb
  3. SalaryLeaks、2026年10月25日 取得 https://www.salaryleaks.com/football/managers/davide-ancelotti
  4. Softfootball - Where football truly comes alive!、2026年10月3日、2026年10月11日 取得 https://www.softfootball.com/davide-ancelotti-defends-vinicius-jr-amid-xabi-alonso-substitution-debate/
  5. Wikipedia(英語版)、版 ID 1375880992、2026年10月11日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Davide_Ancelotti
  6. Wikipedia(英語版)「Davide Ancelotti」、版 ID 1379715806、2026年10月12日 取得 https://en.wikipedia.org/wiki/Davide_Ancelotti
  7. Yahoo!ニュース、2026年9月15日、2026年10月11日 取得 https://news.yahoo.co.jp/articles/46c417d6119a220d2b7ed3c8dbc6ef6f01ab3d2c
  8. Yahoo!ニュース、2026年10月13日、2026年10月13日 取得 https://news.yahoo.co.jp/articles/670a1d02bfc82006f5b3ced9cbc31fa715be9531
  9. サッカーキング、2026年10月25日、2026年10月25日 取得 https://www.soccer-king.jp/news/world/fra/20261025/2220757.html
  10. マイナビニュース、2026年9月12日、2026年10月11日 取得 https://news.mynavi.jp/article/20260912-4956593/

※ 出典は媒体名・日付・URL を文字で記載しています(外部サイトへのリンクは行いません)。出典が確認できない数値はページに載せません。

掲載写真は Wikidata API および Wikimedia Commons API を通じて、ライセンス(CC BY-SA / パブリックドメイン等)と作者表示の要件を確認したうえで掲載します。